”80'S BIKE”　vol.3

庵野さんの映画はわかりにく過ぎて、途中で冷めてしまう。







初期仮面ライダーを観てたのは幼稚園くらいかな・・
近所のお兄さんがスナック本体をくれて嬉しかった。
カードは数年後に何枚か手に入れた。
まだウチの何処かにあるはず。。


本郷猛
何も悪いコトしてないのに改造されて可哀そうだと思った。
ショッカーに襲われて、瀕死の状態になった時、緑川博士が本郷を生かす為、仕方なく改造した・・そんなストーリーの方がコチラとしては感情移入しやすかった。
池松壮亮さんの本郷猛を観てると、繊細過ぎて”新ゼロ”・・つまり”サイボーグ009”2度目のテレビシリーズ（1979年放送開始）の島村ジョーを観てるようだった。





緑川ルリ子
最初はサイボーグのように冷酷な女かと思いきや、コロコロと性格が変わってついてゆけなかった。
特に冷酷な女と思われたルリルリが何故、ハチオーグ／ヒロミを殺せないのか・・その辺のエピソードが堀り足らな過ぎて感情移入しずらかった。

「昔からバイク乗り ライダーの必需品。　それにヒーローといえば赤なんでしょ。よく知らないけど。」

自分ならヒロインに赤いマフラーを巻いてもらう時、こう言ってもらう。
「赤は私のラッキーカラー。イザという時、きっと貴方を守ってくれるはず。」
その方が赤いマフラーが生きてくると思った。


一文字隼人
仮面ライダー第2号
話が深刻な分、柄本さんのような陽気なキャラクターが登場すると、いい意味でシマるから良かった。
本郷との空中戦はCG多めであまり好きにはなれなかった。
あのシーンはもっと肉弾戦が観たかった。
綺麗なヘルメットになった物語の最後も良かった。
あの方々、立花と滝だったんだね。


クモオーグ
キャラクターが最後まで一貫していて良かった。
アクションシーンは仮面ライダーの歴史に残る素晴らしいモノだった。
あの戦闘シーンをYOUTUBEで観て、今まで以上に劇場に脚を運びたくなった。
CGも自然な感じで違和感なく観れた。


コウモリオーグ
何故、ルリルリが大量に発生したのか・・よくわからなかった。
（わかる為に調べたり、もう一度観に行こうとは思わない）
最後のサイクロンのジャンプシーンはCG全開で冷めた。


サソリオーグ
シン・ウルトラマンで活躍した長澤さんがダサい仮面で可哀そうだった。
（早く死んじゃったので、変な性格で終わったし・・）
なんでサソリオーグがヤラれたのか、よくわからなかった。
なんで人がバタバタ死んだ後で、サソリオーグをヤっつけたのか・・わからなかった。


ハチオーグ／ヒロミ
西野七瀬さん、いい配役、素晴らしかった。
着物をベースにした印象に残るデザイン、素晴らしいコスチュームだった。
ハチオーグの基地（？）シーンが初代のBGMにピッタリな映像でびっくりした。
刀を使った戦闘シーンも見事だった。

最後の最後でキャラが変わって残念だった。
「ルリルリ、私が殺せなくて残念・・」で逝って欲しかった。


カマキリカメレオンオーグ
いいキャラクターなのに掘り下げる前に死んでしまった。
残念。


SHOCKERライダー
正式名称これでいいのか？
黄色いマフラー、手袋、ブーツで登場して欲しかった。
画面が暗くて、CG満載で早すぎて、何をしているのかわかりにくい戦闘シーンだった。
爆発などで画面が明るくなった状態で闘ってくれたら、わかり易かったのに。。
そんな事よりももっともっと集団で仮面ライダーを追い込んで欲しかった。←人数を多くしろ！・・という意味ではない。
（仮面ライダー THE NEXT　以上に・・）


蝶オーグ
一番わかりにくかった。
何故ルリルリと最後に抱き合ってるのか「？」だった。
当然、感情移入も出来なかった。
仮面ライダー至上、最高にダサい泥臭いバトルシーンは最高に印象に残るモノだった。（←拍手喝采、素晴らしかったです。）
最後の最後、あっさり死んでしまった。（物語がよくわからなかったので、そう感じた。）


旧作のBGMが最高にいいカタチで再現されていた。
新作のBGMも印象的で良かった。



庵野さんの作品は難しすぎるので、もっとシンプルにして頂き、映画”レ●ダース”のように流れる河のように魅せて欲しいと感じました。





個人的に思う庵野さんのシンシリーズのBEST4

1位　シン・ゴジラ　難しいんだけど、シンプルな内容だったので、楽しめた。

2位　シン・仮面ライダー　部分、部分にいいシーンがいっぱいあった。　ヒーローは殺して欲しくなかったナ・・。

「仮面ライダーは死なない。」

3位　シン・ウルトラマン　オープニングが素晴らしかったが、ゾフィーが出てからのゼットンまで、難しくなってつまらなくなった。難しいワリにオチが単純過ぎて・・泣いた。

4位　シン・エヴァ　終わっただけで良かったという話もあるが、何も解明されてない。わかりにくいだけの作品だった。最後の一歩手前まで素晴らしい作品だったので、残念だ。綾波レイが風船で終わったのは泣いた。クソオヤジがクソ過ぎて泣いた。





追伸
紛らわしいから、ロボット刑事じゃないなら、出さないでｸﾚﾖ･･