晴れときどきアドレス

家族以外の人に(大人でも子どもでも）心を開くことのないまま迎えた入園式朝は１ヶ月泣き続けました。

やっと慣れた２学期の終わりに転園
私の仕事の都合で、私が勤めている幼稚園に入れるためでした。

新しい幼稚園で泣くこともなくスムーズに溶け込めた？と思いきや、急に始まった幼稚園限定のお漏らし、ストレスによる帯状疱疹
気の小さいぽんは、小さな胸の中でやっぱり無理をしていたようでした。

それが爆発？したのが年中の２学期
朝泣く、サッカーでも泣く、保育参観でも泣く、運動会でも泣くとにかく不安定な気持ちになっていた、このころのぽんでした。
自分のママが先生ということが、わかってきたようでした。お友達も、ぽんのお母さんが先生だと気づいたようでした。うらやむ子もいました。ぽんに、どうして？と毎日聞いてくる子もいました。

泣くのがおさまった年中２学期後半から、ぽんは私のことを「先生」と呼ぶようになりました。そう呼びなさいと言ったことはないんですけどね。甘えたり、声をかけて近寄ってくることもいっさいなくなりました。何か、ぽんの中で吹っ切れたものがあったのでしょうか。

自分の母が先生であることは、ぽんにとって決してうれしいことばかりではなかったはずですが・・・そこのところの、ぽんの本心はわかりません。もう少し大きくなったら聞いて見ようかと思います。

私も、いつも「子どもの姿がいつも見られていいわね」と言われました。たしかにそうですよね。やりにくいこともありましたが、園の様子はよくわかりました。

延長保育の帰りは６時を過ぎてしまいます。雨の日も暑い日も、暗い中を２人乗りして帰ってきました。おしゃべりしたり歌を歌った、あの帰り道、楽しかったなぁ。もう、ぽんと２人で帰れないんだな。幼稚園に行ってもぽんの姿は見られないんだな。やっぱりさびしいかもしれないな。

さて、超人見知りで甘えん坊のぽんですが、幼稚園大好き・お友達大好きな子どもに変身しました！卒園式前夜も、「あのね、お母さん、幼稚園ね、すっごくたのしかったよ」としみじみと語ってくれました。その言葉がすべて！なんでしょうね。

卒園、おめでとう！ぽん！
泣きたい時に泣き、笑いたい時に笑い、一生懸命で真っ直ぐだった幼稚園時代のあなたを、ずっを忘れずにいて、いつか、大きくなったあなたに話してあげようと思います。