今年から仕事の都合で中々釣行出来なくなりましたが、やっとこさホームグラウンドの七里へ行くことができました。
投げ釣り自体、ほぼ二か月ぶりですが、七里は7月以来行ってません。
さて、今回も懲りずに逝ってみましょう。(‐‐;
日没前から投げますも、いつも通りイカやイワシなどの身エサには、ソッコーでウツボンヌが喰らい付いてきます。
ウツボは虫エサには非常に反応が悪く、というかほとんど興味が無いようです。
ふと思ったことは、このようなポイントで、コロダイなどに対してイカや身エサがマムシなどの虫エサに比べて効果が低い度合よりも、身エサがウツボに対してアピールが高すぎるが故に身エサがコロダイ類などに遭遇する前にウツボに食われてしまう確率の方がはるかに高いのでは、と思えました。
また、ウツボがヒットするたびに、苦労して作成した七里コロダイスペシャルVer7が一個づつ消費されていきますので、一旦身エサを封印して青虫のみで打ち返します。
ウツボのアタリは止まりましたが、魚のアタリも初めから止まってます。(×o×)=З
いつも通りなにも起きないまま、時間だけが過ぎていきます。
そして深夜、干低前後の時間帯に期待してまめに打ち返します。
いつも、コンディションの良い餌を針にたっぷり付けて投げる前に思うことですが、こんな旨そうな餌が海底にあったら俺やったら絶対食らい付くけどな~などと思いふけります。
そして上げに変わったAM01:40、三脚に高く立ててあった竿がいきなり発射!
尻手ロープのおかげで、竿が三脚の上で水平になりました。
おわ~~~っ!! (尻手しといて良かった。(^^;)
ソッコーで走り寄り、
ウ"ラーーーッ!!!と合わせます。
ん? バレたんけ? 軽すぎる。
巻き巻き中に微妙にくんくん引いているようなので、魚は付いているようです。
またいつものごとく、掛かっていた魚に大物が喰らい付いてすっぽ抜けか~と巻き上げると、なんと!
ばばーーーん!!!
ちびコロ34センチ、ゲッチュー! v(^^)v
コロタマ釣行16戦目でやっと念願の初コロを捕獲しました!
長かった・・・・orz
しかし、こんなサイズでも竿が飛ぶとは思いませんでした。
これは時合か! と、気合が入りますが、ちびガシ一匹のみで終了。
しかし、久しぶりにウロコ付きの魚が釣れて、しかも長年憧れていたコロダイが釣れたので、十分満足な釣行となりました。
去年の二月にブログをスタートして、ほとんど魚を釣らないまま今日に至りますが、アドバイスを頂いた方々、励まして下さった方々、遠路七里まで陣中見舞いに来て下さったJJ親分、飽きずにお付き合い頂いた読者の皆様、どうも有難うございました。m(_ _)m
特に去年七里で知り合いになったNIGOさんには、魚紳さんの如く手ほどきをして頂きまして本当にありがとうございました。NIGOさんと出逢ってなければ、ここまで七里通いを続けることは到底出来ませんでした。
これからは肩の力を抜いて地道にサイズアップを目指していきたいと思います。
~完~
【雑記】
僕は昔から釣った魚は全て自分で捌いてますが、いろんな方の話を伺いますと、釣った現地で魚を締めるだけでなく、ウロコやエラやワタも全て取ってから持ち帰るという人が結構いるようです。
確かに、自宅でウロコかきなんぞ使うと、周りが飛び散ったウロコだらけになりますし、ハラワタやアラの生ゴミが出ますんで、海で捌いて海水で洗うほうが、労力がかなり低減されそうです。
という訳で、前回の釣行からウロコかきを持ち歩くようにしました。
最近はプラスティック製で飛び散らないタイプがあるんですな。非常に使いやすいです。
また、魚の鮮度は締めて血抜きするだけでなく、内臓やエラを取り除くことで、自家消化を遅らせたり、生臭さが移らなかったり、シガテラ毒対策にも有効だそうですね。さすがに神経締めまではしませんが。
という訳で、今回釣ったコロダイも早速現地で捌いて持ち帰ってきまして、さっき刺身で食べましたが、結論から申しますと、コロダイがこんなにも美味いとは思いませんでした。
僕も結構白身にはうるさいほうですし、コロダイはタマミよりかなり落ちるとか、コショウダイより安いとか、あまりいい話は聞いたことが無かったもんで、全く期待していなかったんですが、一昨年の正月キジハタを釣ってきて、買ってきて、刺身にして食べましたが、これと同レベルと言える美味しさでした。
これは個体差や産地や処理の仕方や魚のサイズなんかも関係あるかもしれませんが、有難がられないことで有名なタカノハダイも、昔、煮付けにしたら異常に美味かった記憶があります。
色んな定説や人の評価もありますが、初めて釣った魚は、危険魚、毒魚でない限り、先入観を持たずに完璧な処理をして一度味わってみると、新たな発見があるかも知れませんね。