去年、カレイ狙いで鳥羽に行ったとき、フグの攻撃がひどすぎて、巻き上げるたびにハリスがやられて、その度に交換しておりました。
一本一本、魂を込めて結んだ針が、フグにガリガリやられただけで即ゴミになってしまい、その交換作業は熾烈を極めました。
針は全くナマっていないのに交換するのも勿体ないですが、手返しが著しく悪くなるのも非常に困ったもんです。
僕がフグと激烈に戯れているさなかにNIGOさんから入電があり、状況を説明すると、ワイヤーがいいと言われました。
は?(--; ワイヤーですか・・・?!
そう言って紹介されたのが、これですが↓
タチウオ、サワラetc と書いてありますが、なるほど確かにタチウオ仕掛けにワイヤーというのは聞いたことあります。
しかし、チモトのフグ対策としてパイプやケプラーは聞いたことありますが、石鯛やタマミじゃあるまいし、キス・カレイ仕掛けにワイヤーとは、僕は初めて聞きました。(@@;
NIGOさん曰く、みんなやってると仰ってましたが、僕が無知なだけで投げ釣り師の常識だったんですかね。まあそこはブログタイトルをよくご参照のうえ、ご容赦下さい・・・(^^;
しかし、本当にワイヤーハリスが使えるなら、あの憎っくきフグの猛攻もへ~~ですわ。
早速、上州屋で取り寄せ、抜投カレイ13号に結んでみます。
教えてもらった番手は#47ですが、ノギスで測ってみると直径0.40mm程度で、号数に換算すると5~6号になりますが、フロロよりはるかに柔らかいです。これは意外でした。
ブラックのナイロンコーテッドで、色も結束もいい感じです。
ネックは値段で、ハリス部分を10cm取るために僕の結び方だと30cmのワイヤーを使いますが、5mで800円弱しますんで、一本のハリスをこさえるのに約50円掛かり、フロロハリスの10倍くらいのコストが掛かってしまいます。
しかし、これなら針先がなまらない限りフグに噛まれてもそ~簡単には切れんでしょう。何より頻繁なハリス交換に手返しのリズムを狂わされることが無くなり、針自体の消耗も抑えられます。これは早く実釣で試してみたいです。
という訳で、最強寒波襲来といわれた週末、カレイを求めて再び鳥羽へ行ってきました。
朝から三本投げ、フグかかって来いや~!と構えます。少しでもフグのシグナルが確認できたら、即ワイヤーハリスに交換です。
こんなにフグが釣りたくなったのは初めてです。(笑)
しかし一年のうちで最も魚が釣れないであろうこの時期は、あんなにもいたフグも餌取りも・・・というか生命体自体存在していないようです。
あまりにも餌が減らないので、夜戦に延長決定。アイナメ、ソイ狙いに変更です。
しかし、日が暮れると何か釣れそうな気がするという甘い期待も打ち砕かれ、相変わらず死の海です。
10時間以上アタリが無く、ええ加減嫌になってきたので撤収決定。巻き上げるとドジョウ総理のようなアナゴが付いていて終了。完敗です。
結局、ワイヤーハリスの威力は実感することが出来ませんでした。(×o×)
早く暖かくならへんかな~~~(--;