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じゃこ 『あのさー、今度のシルバーウィーク七里でやりたいねんけど 案内してちょ(^^♪』 私 『ははーっ m(_ _)m』 という訳で、急遽じゃこ先生と七里に出撃することになりました。 何年も前から、七里で竿出ししたいと延々と聞かされてましたが、今回ようやくお互いの都合が付くことになりました。思えば、じゃこ先生と竿を並べるのは5年ぶりです。お互いトシ食いましたねえ(笑) 待ち合わせ場所にさっそうとあまり見かけない怪しげな旧式の四駆が到着します。こんな車を好んで乗り回す人は滅多にいないと思ったら、やはり先生でした。いい意味でも悪い意味でも期待を裏切りません・・・orz 今回は予定日に台風20号が重なり、東側に抜けたとはいえ、予報では【波高2mうねりを伴う】となっていたので、安全を見て釣行日を一日遅らせました。 翌日の予報は【波高1.5mうねりを伴う】これなら行けるだろうということで出撃。七里では波高1.5mは凪のレベルです。 現地ではうねりも心配したほどではなく、天気も良好、夕方からほぼ無風、季節はドストライクと、期待も高まります。 じゃこ先生は、あらゆる種類のエサを大量に用意され、骨董タックルを4セット投入し、ことのほか気合いが入っておられます。 じゃこ先生の竿立ては海外で仕入れた16ドル99セントのアングル竿立てです。 それええですねえ(笑) 日没前後から、たまに波が丘を越えて足元を洗います。なんか荒れてきたような・・・( ̄_ ̄i) まあ七里を案内といっても、日本全国津々浦々から世界を股に掛けて大物狙いをされてる先生に僕が何を教える訳でもないんで、とにかく今日は一匹だけでも釣ってもらいたいです。 しかし今日はシビト虫がかなり湧いていて、エビや虫エサは瞬殺されて、かなり苦戦されております。 僕のほうも反応が薄く、やっと小さなアタリを合わせると・・・ う~ん、微妙・・・( ̄_ ̄i) 何も反応が無いよりはマシですが・・・ その後・・・ どっぱ~~ん!! 僕の三脚2セットと竿3本がすべてなぎ倒されます。 まあ、荒れ気味のときはよくあることですが・・・( ̄_ ̄i) どっぱ~~ん!! またしてもすべてなぎ倒されます。ちなみにじゃこ先生はアングル竿立ての恩恵で、まったく倒れません。まあ分かっているんですがね。僕も以前使ってましたんで。 しかし、なんか波が徐々にパワーアップしてきているような・・・( ̄_ ̄i) その後ぱったりと魚の反応が無くなったので、二人で僕の釣座でコーフィーブレイクしてました。 私 『ゴールドブレンドのこの香、う~んマンダム(^^』 じゃこ 『あれっ!? アタっとるんちゃう!?』 私 『おわわわ!(@@; うりゃっ!』 スカッ! 私 『あかん~ スカですわ~(TT)』 と貴重なアタリをスカし、仕掛けを巻き上げていると、いきなり重量感が乗りました。手前に走っていたようです。 【へダイ 42センチ】 やっと魚らしい魚です。42~3センチやな~とじゃこ先生が言うので、きっちり測ると42センチ。さすが近年釣りまくりのお方は目測レベルがハンパではありません。 ここでタイミング的にも時合いかと思い、二人とも気合いが入り直します。 そして、それぞれの釣り座で再砲撃開始していたその時・・・ どっぱわ~~~ん!!! 僕のタックルをすべて吹き飛ばし、警戒していつもよりかなり後ろにバックしていた釣座の直前まで土石流クラスの波がなだれ込んできました。 二人 『おわ~~~コワ~~~ッ!! (@@;(@@;』 この時、僕の三脚はあまりの衝撃に足がへし折れ、ついでに僕とじゃこ先生の心も折れたのは言うまでもありませんし、写真を撮る気力もありません(笑) これはちょっとこれから満潮を迎えるのでマズイな・・・ということで、ここで一時撤収となりました。じゃこ先生はそのまま帰還され、僕は夜明けに賭けます。 空が白んだ日の出前、波はだいぶマシになりましたんで再攻撃します。日が昇ると、恐らくフグ・ベラ系統と思われるエサ取りがうるさいくらいで、すぐ素針にされます。 コンコンアタリを一応合わせると・・・ 【カワハギ 25センチ】 お~~良型(^^ なんか釣りブログらしくなってきました(笑) しかし、パワーイレグ21号によく掛かったもんです。 追加を狙いたいので、小針にチェンジしようとしますが、大物狙いオンリーで来ていたので小針の持ち合わせが無く、あきらめて納竿としました。 今回じゃこ先生には、七里名物のシビト虫地獄と釣座に迫るビッグウェーブを体験して頂きましたので、もう七里の魅力に憑りつかれたことと思います(笑) また一緒にやりましょう。 【追記】 今回、予報の割にはかなりの荒れ具合でしたが、実際にはホントに波は低かったんですよ。何しろ道糸がほとんど波に叩かれず非常にアタリが取り易かったのです。こういう日は七里にはあまりありません。しかし波の登り上がる勢いとパワーは桁違いでした。これは、風によっておこる一般の波【風波】と、遠方の低気圧によっておこる風波が伝播するうち波の波長が長く変化した【うねり】との性質の違いで、詳しくは説明されているサイトがありますんで、理屈はそちらを参照して頂くとして、例え波高1.5mであったとしても、うねりを伴うと撤収せざるを得ない状況になり得るというのは今回初めて経験しました。今回のように、太平洋上に釣りのポイントと対峙する位置で台風がある場合、1000km以上離れていたとしても、うねりは余裕で到達します。またその到達の周期は今回結構な間隔で分散しており、1時間置きくらいに大波が連発しました。しばらく釣りをしていて大丈夫と思っても、日が沈んで撤収が難しくなってから海況が一変する可能性があることを想定したほうがいいですね。
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