PR
プロフィール
ハオコゼ
貧果を楽しむ余裕を持つ
サイド自由欄
カテゴリ
< 新しい記事
新着記事一覧(全102件)
過去の記事 >
最近、休みが取りづらいので中々遠出ができませんが、秋は色々と釣り物の多い時期なので、年間で一番釣りに行きたい時期でもあります。 今回もせいぜい半夜しかできないので、久々に近場でどすこい級の肘たたき(笑)を狙ってみようと、考えていたポイントに行ってきました。しかし、ポイントに到着してみると漁業権設定がどうのこうのと看板が立ててあったので、どうやら釣り禁止になってしまったような雰囲気です。なんか言われても嫌なので、しょうがなく場所移動でお手軽な鳥羽の岸壁にやってきました。こういう時はたいていダメです。 ※カメラ忘れました この時点で大キスはもう望み薄ですが、ひょっとしたら乗っ込みザブトンが間違って釣れてしまうかも知れないと気を取り直して始めます。 ←ところで、ブログの左側にちょい投げレコードなるコーナーを作ってみたんですが、ブログを開始してから6年弱の間で釣った主な戦果を並べてみて、中には一部良型と言えるものも混ざってますが、よくぞこれだけほどほどの控え目サイズばかり揃えられたものだと自分の腕の無さに呆れてしまいます・・・( ̄_ ̄i) それと同時に、投げ釣りはほんとに多彩な魚が釣れる釣法であると再確認させられました。過去にも色々と面白いものを釣ったことがありますが、写真がないので載せられません。今後はあらゆる釣れたものを掲載していきたいと思います。長物とかの外道コーナーが充実していきそうな予感がしておりますが・・・( ̄_ ̄i) 話は戻って、竿二本で始めますが、この季節とは思えないほど魚の反応がありません。エサ取りも全く居ないのは寂しいですね。しかしアタリもないのに何故かエサだけはどんどん無くなっていきます。 あまりにもアタリがないので、車の中で昼寝をして日没前まで時間を潰します。 夕方に目覚めてそろそろ再開しようと準備していたとき、目の前に係留してある台船の乗組員の方が、 『遊びでやりよったら釣れたけん、あげるよ』 と、ええサイズのチヌを持ってきてくれました。なんや魚おるやん。ええな~こんなん釣りたいわ~ 【クロダイ 37センチ】 こっちは真剣にやってもフグすら釣れないのに、遊びでこんなん釣れたと言われると落ち込んでしまいそうです。台船の下に居付いとるんですね。 これで気合いを入れ直して投げまくります。しかし反応は一向にありません。 仕掛け巻き上げ途中に、急にぐんぐん引き込まれます。 【ギンガメアジ 21センチ】 秋の河口らしいものが釣れました。これ以外にも巻き上げ中に何度かアタリがあったので、結構回遊していたみたいです。メタルジグなんかで専門に狙うと面白いかも知れません。しかしヒラアジの類はこんなサイズでもよく引きますね。じゃこ先生の釣った70センチのGTはナンボほど引いたのかと思います。 その後、日が暮れてぼちぼちアタリが出始めますが、お約束のアナゴにちびセイゴばかりで、いい魚は全く釣れません。しかし何故かエサの消耗が激しく、早期の撤収が見えてきました。 その後、お隣で釣られていた方から、未使用のマムシとアオムシ1500円分相当を譲り受け、延長戦決定(笑) マムシなどという超高級餌を使うのは5年ぶりです(笑) 大き目のハリにチェンジし、贅沢に太いやつを一匹掛けにし、真鯛と座布団カレイに的を絞ります。 アナゴが釣れました。Σ\( ̄ー ̄;) マムシがもったいないっちゅーの(・∀・#)ムカムカ その後も鳴かず飛ばずでエサ切れ22:00納竿となりました。う~ん、しょぼい。 【追記】 チヌ(クロダイ)は釣りの対象魚としては相当人気の高い対象魚であることは言うまでもないことですが、食用魚としての評価はあまり高くなく、専門にねらうチヌ師でさえ持ち帰らない人もいます。あくまでゲームフィッシュの対象魚なんですね。特にフカセ釣りの人に多いんかな。こんなふうに釣ったチヌを以前ももらったことがあります。 食味評価としては図鑑を見てみると、え~となになに、身はやや水っぽく磯臭さもあり、毀誉褒貶が激しい魚とな。沿岸性が強いため地域的な水質やエサの良し悪しなどの影響を受けやすいということでしょう。これはボラやスズキにも同じことが言えますね。今までこういう先入観で見ていたのでチヌは刺身にしたことが無いんですが、今回頂いたチヌは、いいコンディションのきれいな魚体だったんで、一回試験的に刺身で食べてみることにしました。 さっそく柵取りしてみましたが、見た目は割といいです。へダイとあまり変わりません。触った感触の水っぽさも無いですね。あと、僕は刺身にするときは神経質なほど内蔵や血や体表の粘液が身に直接触れないように気を使います。今まで自分で捌いて食べた刺身で磯臭いとか思ったのは、バリ(アイゴ)くらいですね。サンノジも同じような事言われますが。刺身が生臭いというのはほとんど捌く時点でまな板に付いたこれらの粘液や体液が身に移ってしまうからというのが僕の持論です。石鯛がまれに磯臭いとか言われるのも、胃袋に入っているイガイやフジツボなんかの残骸の臭いが移るからと思っています。僕が捌いた石鯛の刺身は天下無双の美味でした。
刺身にするときに、包丁で切っている時点でだいたい旨いかマズイか分かりますし、捨てたいくらいどうしようもないのもありますが、このチヌは割といけそうですね。
どうです? なかなか旨そうでしょう?(^^ 食べてみた感想は、心配していた水っぽさというか歯ごたえの頼りなさも無く、へダイと比べてもほとんど遜色ありません。臭みも全くなく、白身魚特有の繊細な旨味も十分感じられ、要するにめっちゃマイウ~です(笑) 捌くときの注意点としては、三枚に下ろす時点からは一切真水には触れさせず、柵取りしたあとラップを掛けて冷蔵庫で少し寝かせると身に締まりが出てきて包丁で引きやすくなり歯ごたえが増します。 以前、タカノハダイを煮付けたときも異常に旨かった記憶がありますが、先入観に捕らわれずにチャレンジしてみることで意外な発見があるかもしれませんね。僕は今後はコンディションのいいチヌが釣れたら迷わず刺身で食べることにします。
春の底物狙い 2020年04月13日 コメント(8)
冬の底物狙いⅡ 2020年01月11日 コメント(8)
冬の底物狙い 2019年12月20日 コメント(6)
もっと見る