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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:アメリカ ・ 喜劇
日本は今や飽食の時代である。飢え死にするなどと云う事は余程のレアケースであろう。「チャップリンの黄金狂時代」は飢えをテーマにした無声映画時代の名作である。 ロウソクに塩を振りかけて食べたり、ドタ靴をゆでて口にするシーンは見もの。靴の紐をまるでスパゲッティのようにフォークに巻きつけて食べるところは抜群の演技である。靴の革を食べ、釘まで美味そうにしゃぶって見せる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ スピーチを!ーーーーーとても幸せで・・・・・できない。代わりにパンの 踊りを。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 圧巻は、恋しいジョージアを待つ間に見る夢の場面での”パンのダンス”だ。 苦手なテーブルスピーチの代わりに、フォークを刺したパンを足と靴に見立てて表情に合わせてテーブルの上で見事なステップを踏んで見せてくれる。なんと、素晴らしくも華麗なダンスシーンであろうか、チャップリンならではの至芸だ。 これら名場面の数々は、チャップリン芸術の集大成であるばかりでなく、彼の人生観をも笑いの中に見せてくれている。 これは映画史上の不朽の名作と言える。チャップリン万歳!! 1925年製作 アメリカ・モノクロ 監督・出演 チャールズ・チャップリン ブログランキング参加中 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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