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シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

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酒天倶楽部@ 初めまして  花登筺を調べていて、貴ブログ『私と…
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
大西俊郎@ リンク了解しました 中々凝ったブログですね。勉強になります。
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…

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自由に空を飛ぶ、有史以来の人類の夢を、アメリカのライト兄弟が1902年に実現した。滞空時間、僅か59秒だったが、それに刺激された世界の研究者は高度な飛行機の実現を目指して頑張っていた。

「素晴らしきヒコーキ野郎」はそんな時代を背景に、空翔る男たちが繰り広げたコメディである。単葉、複葉、三葉・・・と多種多様な飛行機が登場し、レースの練習中に離陸の失敗や墜落が続出する。

1910年、イギリスの新聞王がロンドンーパリ間飛行レースの開催を宣言、破格の賞金目当てに、アメリカ人オーヴィル(スチュアート・ホイットマン)やドイツ人大佐(ゲルト・フレーベ)、日本人ヤマモトら各国の飛行家が自慢の飛行機と共に集合し、レースまえから珍騒動を繰り広げる。

一方、主催者の娘パトリシア(サラ・マイルズ)を巡る恋の争いにも火ぶたが切られる。ヒコウキ野郎たちの、おかしくも華麗な冒険は、今でも人々を惹きつける魅力に満ちている。

この映画に出演した石原裕次郎は"必勝”の鉢巻きをして特攻隊を思わせるいでたちだ。日本で公開された時は物議をかもしたが、裕次郎はNGなしで淡々とこなしたそうである。その姿勢はスタッフの好感を得、イシと呼ばれて人気者となったらしい。さすが裕ちゃんだと思う。勿論、裕ちゃんにとって最初で最後の外国映画の出演であった。

1965年 アメリカ・カラー 監督 ケン・アナキン 出演スチュアート・ホイットマン サラ・マイルズ ゲルト・フレーベ 石原裕次郎

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Last updated  2007.01.14 19:02:56
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