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テーマ:DVD映画鑑賞(14195)
カテゴリ:アメリカ ・ 喜劇
これは”笑いと涙”の作風を完成させたチャールズ・チャップリン初の長編喜劇映画である。 「ドタバタ喜劇と”涙”をい一つにした、新しい作品にする」 1919年、チャップリンはこう語って『キッド』の準備にとりかかったそうだ。 無職の貧しいチャーリー(チャップリン)が、ふとしたことから捨て子を育てるはめになる。おんぼろシャツのオムツにコーヒーポットの哺乳瓶。大なべで作る料理は得体が知れないが美味そうで、おまけに子供の耳掃除までしてみせる。 子育てはどこか滑稽だが、チャーリーは真剣そのものである。観客はチャーリーの涙ぐましい”父親ぶり”に笑い、孤児院に連れて行かれる子供を必死の形相で取り戻そうとする姿に涙したのである。 「微笑ましく、多分一粒の涙をさそう映画」である。 子供(ジャッキー・クーガン)がガラスを割り、チャーリーが修理をするという手口で一儲けをした二人が、最後に騙そうとしたのは、なんと警官の家だった。 このときクーガンは僅か4歳、舞台の経験もある彼は物まねの才能もあったという。 貧しいチャーリーは捨て子を育てることになり、その男の子は5歳になっていた。オペラ歌手として成功した捨て子の母親(エドナ・パーヴィアンス)はせめてもの罪滅ぼしに、貧民街を訪れては子供たちにおもちゃを与えていた。子供と母は互いに親子とはしらないまま対面する。 ある日、チャーリーの家に役人がやってきて子供を連れて行ってしまう。孤児院に送り込まれそうになった子供を取り戻すため、チャーリーは・・・・・。 1921年 アメリカ・モノクロ 監督 チャールズ・チャップリン 出演 チャールズ・チャップリン ジャッキー・クーガン エドナ・パーヴィアンス * お子さんのことで悩みをお持ちのお母さん、お父さんに是非見ていただきたい映画です。 ブログランキング参加中 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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