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シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

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くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
大西俊郎@ リンク了解しました 中々凝ったブログですね。勉強になります。
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開巻早々マリリンとジェーンがステージで歌いかつ踊る、「リトル・ロックから来た娘」がいい。グイッと引き込まれるうまさはハワード・ホークスの手腕か。

ローレライ(マリリン・モンロー)とドロシイ(ジェーン・ラッセル)はニューヨークのナイトクラブに出ている仲の良い芸人同士。ローレライはなかなかのチャッカリ娘で、金持ち息子ガス(トミー・ヌーナン)の心をとらえ、パリへ渡って結婚することになったが、出発間際ガスの父が病気でとりやめになる。

余った切符でドロシイがローレライと一緒にパリへ。船にはローレライの素行を調べるためガスの父が私立探偵のアーニイを乗り込ませた。ローレライは船客名簿からヘンリイ・スポウォード三世という金持ちらしい名前を選び、会ってみると6歳の少年だ。

次いで彼女はダイヤモンド鉱山主フランシス・ビークマン卿(チャールズ・コバーン)を狙う。彼の夫人が持っているダイヤの髪飾りが欲しくなったのだ。その間、アーニイはドロシイに言い寄ってきた。

ある日、ビークマン卿とローレライが会っている現場をアーニイがこっそり撮影。それを見つけたドロシイは、ローレライと協力してフィルムを奪い、ビークマン卿の目の前で焼き捨てた。これを喜んだ卿は、ローレライに夫人の髪飾りを秘かに贈った。

パリに着いて髪飾りがなくなったことに気づいた卿夫人は、ローレライに嫌疑をかけた。ローレライとドロシイはある料理店に出演したが、そこへ突然、ニューヨークからガスがやって来て、髪飾りの一件でローレライを責めた。ローレライは髪飾りを返そうと思ったが、いつの間にか紛失していた。ドロシイは自ら髪飾り紛失の罪を着て、ローレライになりすまし、法廷に立ち急場を切り抜ける。そのうち、ビークマン卿が髪飾りを取り返していたことが分かり、ドロシイは無事釈放。

ドロシイをローレライだと思い込んだガスの父親は結婚はまかりならぬといきり立ったが、本物のローレライを見てたちまち気に入ってしまう。こうしてローレライとガス、ドロシイとアーニイの2組がめでたく結ばれるのであった。

船旅の楽しさ、歌と踊りの楽しさを満喫させてくれる映画だ。ジェーン・ラッセルの踊りも結構いけるもんだと思った。マリリンは言うまでもない。マリリンの歌う「ダイヤは女の最良の友」は最高だ。

1953年 アメリカ・カラー 監督 ハワード・ホークス 出演 ジェーン・ラッセル 
マリリン・モンロー チャールズ・コバーン エリオット・リード トミー・ヌーナン 

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Last updated  2007.07.12 12:16:39
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