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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:アメリカ ・ アクション
“ドン”ビトー・コルレオーネを演じ、歴史にその名を残した名優マーロン・ブランドの追悼を記念して、「ゴッドファーザー」シリーズ3作が遂に単品発売! フランシス・F・コッポラが作り上げたイタリアン・マフィア“コルレオーネ・ファミリー”の盛衰を家族愛と壮絶なバイオレンスで描いた傑作シリーズ! Part3にはアンディ・ガルシアの相手役としてソフィア・コッポラ(監督の娘)が登場! その1: ”全てが家族と家のため”ドンになったマイケルの苦悩と栄光!! 第3部はマイケルが法王庁から叙勲され、祝いのパーティが行われるところから始まる。1部、2部、3部とも華やか祝宴のシーンからのスタートだ。 会場は海に面したゴッドファーザー家の大邸宅の庭。だが、3部では大豪邸が無残に荒れ果てている。風に煽られて庭を走り回る枯葉がコルネオーレ・ファミリーの未来を象徴しているようだ。 マイケルはバチカンのギルディ大司教(ドナル・ドネリー)と手を結び、ファミリーの永続的な繁栄を図る。しかしオペラ歌手をめざす息子アンソニー(フランク・ダンブロージョ)はそんな父と反目。 マイケルの叙勲を祝うパーティーの席上で、マイケルは10年前に別れた妻ケイ(ダイアン・キートン)と再会。そしてそこにはマイケルの妹、コニー(タリア・シャイア)がファミリーの後継者にと思って連れてきた長兄の故ソニーの息子ヴィンセント(アンディ・ガルシア)の姿もあった。 その2: マイケルの後継者は誰か?? マイケルの娘メリーは従兄ヴィンセントに運命的な愛の予感を覚えてゆく・・・。かつてのコルレオーネ家の縄張りはジョーイ・ザザ(ジョー・マンティーニャ)によって牛耳られていた。 ファミリーが犯罪から手を引き、合法的な仕事に移ることを宣言したマイケルはザザの配下にいたヴィンセントを自分のもとに置き、後継者として育てようとするが、そのことを契機にザザとヴィンセントの抗争が表面化、暴力沙汰が起きる。 ヴィンセントは父そっくりの粗暴な男で、 「ぶっ殺せ!!」 とわめく。マイケルは眉をひそめながらもドンとしてガルシアの行動を是認せざるを得ないのだ。 そんなヴィンセントにファミリーの記事を書くため女性ジャーナリスト、グレイス(ブリジット・フォンダ)が接近。 一方、マイケルはB・J・ハリソン(ジョージ・ハミルトン)を新たな片腕として大司教との契約にこぎつけたが、法王の突然の発病で危機に直面した。 やがて、父と和解したアンソニーのオペラ・デビューが決まり、ファミリーはシシリーに集まった。そして、オペラの幕が上がろうとしたとき・・・。 その3: 人間の”業(カルマ)とは何だろうか? この長大なマフィア映画から感じとれるのは人間の持つ業の奥深さであろうか。マーロン・ブランドからアル・パチーノ、そしてアンディ・ガルシアまでのゴッドファーザー一家の物語は、人間関係のあらゆる面を描き出している。 人間の持つ業とは何とも不可解かつ非情と思わざるを得ない。見終わって暫く椅子から立ち上がれなかった。 1990年 アメリカ・カラー 監督 フランシス・フォード・コッポラ 出演 アル・パチーノ ダイアン・キートン タリア・シャイア アンディ・ガルシア イーライ・ウォラック ジョー・マンティーニャ ジョージ・ハミルトン ブリジット・フォンダ ソフィア・コッポラ ブログランキングに参加中です 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.18 10:57:07
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