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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:マ~モ
マイケル・ダグラス、彼がカーク・ダグラスの息子だということをオールドファンなら、誰でもご存知だろうと思う。若いときはさほどに思わなかったが、年を経るごとに、親父さんそっくりの風貌になってくるようだ。
マイケルで記憶に残っている作品となると、「ブラック・レイン」であろう。日本ロケ、それも大阪が舞台となり、高倉健が日本側の刑事役、凶暴なやくざに亡き松田優作が選ばれた。 ロケーション中から話題になり、公開後もヒットした作品となった。マイケルは親父カークに負けずとも劣らぬ演技を見せてくれた。 マイケル・ダグラス/ブラック・レイン 彼は1944年9月25日、ニュージャージー州で生まれた。父方の祖父母はロシアからの移民で、母親はバミューダ出身の女優ダイアナ・ディル。 カリフォルニア大学で学ぶ傍ら演劇も勉強して助監督として映画界に入る。ところが俳優の方が面白いと途中で役者に転向。最初はテレビに出演し、1972年から放映されたテレビシリーズ『サンフランシスコ捜査線』で評価されるようになる。 1975年には「カッコーの巣の上で」でプロデューサーを務め、作品賞を受賞。1987年には、「ウォール街」でアカデミー主演男優賞を受賞。2004年のゴールデン・グローブ賞では、功労賞であるセシル・B・デミル賞を受賞したが、この賞は父カーク・ダグラスも受賞しており、史上初の親子2代の受賞となった。 マイケル・ダグラス/ウォール街 「危険な情事」、「ローズ家の戦争」、「氷の微笑」、「ディスクロージャー」等に主演、女性に翻弄される保守的な男性を演じた役柄が多いようだ。 俳優以外では政治活動、特に反原発活動家として有名だ。原子力事故を描いた映画「チャイナ・シンドローム」を製作、出演しており、また、国連平和大使にも任命されている。2008年アメリカ合衆国大統領選挙の前年には、ヒラリー・クリントン支持を表明していたそうである。 1977年に結婚し息子キャメロン(俳優)をもうけたが後に離婚し、その後、2000年に「トラフィック」で共演したキャサリン・ゼタ=ジョーンズと結婚、2人の子供がいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.14 13:48:29
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