シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

◆一生涯保証付◆［直筆サイン入り写真］ キアヌ・リーブス keanu Reeves (マトリックス THE MATRIX)

キアヌ・リーブス、彼は「スピード」で名前を上げたのが最初だったように思う。バスに仕掛けられた時限爆弾が速度を落とすと爆発するという設定で、恐怖感におののく乗客を乗せてバスは疾駆せざるを得ない。

ＳＷＡＴ隊員のキアヌが走行するバスに飛び移り、犯人との間に頭脳戦が展開される。サンドラ・ブロック演じるヒロインと協力しながら爆弾の解除を図るキアヌ、手に汗握るノンストップアクション映画だった。

キアヌとサンドラはこの作品で一躍有名になったと云えるだろう。

スピード / キアヌ・リーブス　

彼は1964年9月2日、レバノンのベイルートで生まれた。　父親はハワイ出身のアメリカ人地質学者で、母親はイングランド人の元ダンサーだ。父に初めて出会ったとき、母はベイルートで働いていた。

父は、キアヌが3歳の頃に妻と家族を捨てたため、キアヌは現在に至るも父との一切の関係を絶っている。

彼はカナダ、アメリカ、イギリスの三重国籍を持っているが、トロント育ちのため自分のことをカナダ人と見ている。名前は、彼の叔父ヘンリー・キアヌ・リーブスからとって名付けられたという。「キアヌ」はハワイの言葉で「山からの涼風」を意味するそうだ。

母は数度の結婚を繰り返し、ために子供時代からキアヌは情緒不安定で、高校時代には4回も退学処分を受けたそうである。どうも鋳型に嵌められるのがイヤで、手に負えない悪ガキだったようだ。

高校の一つではホッケーに打ち込み、ゴールキーパーとしてWall（壁）という称号を貰ったこともあったが、演劇に傾斜していく。

結局、彼は高校を中退、高校卒業資格を取ることは無かった。1985年、映画デビュー、しかし、「スピード」まではこれと言う作品に恵まれなかった。

そして、それ以後、「スピード２」の出演を断ったことが影を落としたのかもしれないが、その後、いくつかの映画に出演していたものの、すっかり影を潜めていた。しかし、「マトリックス」（1999年）に出演して、再び脚光をあびる。

マトリックスマトリックス　リローデッド　マトリックス　レボリューションズ

「マトリックス」シリーズは全部で3本作られ、ヒットした。彼は大変なバイク好きで、ノートン製のバイク2台の他ハーレー・ダヴィッドソン、オフロード用のバイクなど複数台のバイクを所有し、現在でも度々バイクに乗る姿が目撃されている。

一方で転倒する事故も数回起こしており、特に「マトリックス」のクランクイン前に首や脊椎を痛める大事故を起こし、手術が必要なほどの重傷を負ったこともある。手術後、首にギプスをしたまま映画のアクションシーンの訓練をしている姿が「マトリックス」の特典映像にも収められている。

彼の他の作品には、「雲の中で散歩」「イルマーレ」「スウィートノーベンバー」「チェーン・リアクション」などがある。

　　　

日本びいきの彼は日本のラーメンが大好きだという。来日の時は必ずラーメン屋に立ち寄り、はしごすることもしばしばで、ひいきの店まであるということだ。