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マリー・ラフォレ、彼女はルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」で、鮮烈なデビューをした。完全犯罪を目論むアラン・ドロンの甘い言葉に心を許してしまうマルジュを演じたラフォレ。
ボーイシュな中に倦怠感と神秘的な美しさを秘め、そして上目使いに人を見る目、小悪魔的な魅力を漂わせていた。 太陽がいっぱい 彼女は1941年10月5日、フランス・ジロンド県スーラック=シュル=メールで生まれた。1959年に姉の替わりに出場したラジオのタレントコンテストNaissance d'une Etoile(スター誕生)で優勝した時にルイ・マル監督に見いだされる。 ルイ・マル監督の作品に出演するチャンスを掴むが、プロジェクト自体がなくなってしまう。しかしデビュー作となったルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」でアラン・ドロンの相手を演じて一躍フランスのアイドルとなる。 その後、スター街道を驀進、多くの作品に出演した。出演作には「タンゴ ガルデルの亡命」「赤と青のブルース」「警部」「ジャン=ポール・ベルモンドの道化師」などがある。 1960年にヌーヴェルヴァーグの映画監督ジャン=ガブリエル・アルビコッコと結婚、彼の監督作「金色の眼の女」などに出演。1児をもうけるが1971年離婚。同年アラン・カーン=スクリーベルと再婚、3人の子供をもうける。 シャンソン歌手としても活躍し、何枚かアルバムを出している。彼女もすでに70歳、元気で余生を楽しんで欲しい。 シンギング・パリス/オムニバス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.22 13:08:58
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