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激レア『キャスリン・グレイソン』直筆サイン/オートグラフ保証書付
キャスリン・グレイソン、ミュージカル映画ファンの方なら彼女の名前を覚えておいでだろうと思う。彼女は私にとって忘れられないあの作品、「ショウ・ボート」で見たのが最初だ。 ショウ・ボート ハワード・キールと熱唱する彼女の美声が耳の奥に甦ってくるようだ。「オールマン・リバー」などの名曲に乗って、ミシシッピー川を巡業するショウ・ボート、彼女は座長の娘を演じていた。 ダンサーの混血女性を演じたエヴァ・ガードナーとの間に起きる人間ドラマ。南部で働く黒人の哀感などを描いた絢爛豪華かつ感動的ななミュージカル映画だったと思う。製作は1951年だ。 彼女は1922年2月9日、ノースカロライナ州ウィンストン・セーラムで生まれた。12歳から声楽を学び始め、1941年にメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)から映画デビューを果たす。 彼女はユニバーサル専属のディアナ・ダービンに匹敵するミュージカル映画のソプラノ歌手として売り出され、フランク・シナトラやマリオ・ランツァ、ハワード・キールという男性シンガーとの共演を重ねた。 出演作品はさして多くはないが、印象度の強い女優さんだったように思う。出演作は、「キス・ミー・ケイト」「世界名作映画音楽集 ミュージカル映画篇 (1) 」「錨を上げて」、歌としては「My Heart Sings For You 輸入盤 【CD】」などがある。 50年代半ば以降はレコーディング・テレビ・ラジオ・舞台への出演を中心に活動している。 私生活では、2回結婚、娘が一人いる。歌手兼女優として活躍していた彼女だが、2010年2月17日、ロサンゼルスの自宅で亡くなった。享年88歳だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.04 13:57:45
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