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テーマ:DVD映画鑑賞(14196)
カテゴリ:松竹映画
”瞼の母”を探して京都の町へ。ところが再会した生みの母は・・・。
【中古】DVD 続・男はつらいよ 旅の途中で故郷柴又に寄ったフーテンの寅さん、さくらの子に初めて会う。寅さん似の赤ん坊に寅は相好を崩す。束の間の帰郷をした寅さんは、恩師で英語教師の坪内散歩先生(東野英治郎)に会いに行く。 寅の不良少年時代に可愛がってくれた忘れられない恩師だ。20年ぶりに顔を見せた寅次郎に、 「いいや、忘れとらん。覚えとるよ」と言って家に招き入れる。実に情の深い先生なのだ。 そこで会ったのが、子供の頃にいじめた先生の一人娘夏子(佐藤オリエ)である。夏子はチェロ奏者で父を助けている。 寅次郎は感激、先生に誘われるまま、飲み始める。旨い料理をたらふく食っていた寅、突然胃痙攣を起こして苦しみ出す。 寅は緊急入院、ところがおとなしく寝ている寅ではない。早速入院患者を相手にバイを始める。患者たちは大喜び。盲腸の手術をしたばかりの男(財津一郎)はおかしくて苦しむ。このシーンの財津の顔は絶品、抜群である。財津でわからなければ、「ピアノ売ってチョウダイ~」でおなじみと言えばお分かりでしょう。 そして寅を叱り飛ばす青年医師・藤村(山崎努)は、寅を見舞いに来た夏子に文句を言うが、事情が分かって詫びる。 寅さんは病院を抜け出し、弟分を連れて中華の店へ、勘定となったが、金がない。無銭飲食で警察の世話になる。手錠をかけられ、取り調べを受ける寅。さくらのそばでふてくされる寅だった。寅の手錠姿は二度と見れない。 寅はまたまた旅の空、京都で散歩先生と夏子に出会う。”瞼の母”は京都にいると風の便りに聞いて会いに来たのだと寅は言う。 その母は連れ込み旅館にいた。そこの経営者お菊(ミヤコ蝶々)がそうだった。「お前、金の無心に来たのか」と寅にかます。激怒する寅。丁々発止の大ゲンカとなる。 胸に抱いていた母親像を打ち砕かれた哀れな寅次郎は傷心のあまり・・・。 今、世間では幼い子を虐める親が後を絶たない。どんな事情があるにせよ”不幸な子”をつくらないで欲しいと思う。成人した子がかわいそうである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.19 15:29:22
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