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カテゴリ:映画のメモリー
オスカー女優メリル・ストリープの演技が光る珠玉の実話ストーリーを描いた映画「ジュリー&ジュリア」。これは2009年のアメリカ映画である。
60年代に出版されたフランス料理本で人気となった料理研究家ジュリア・チャイルドと、その全レシピを制覇しようとジュリアの524のレシピに365日で挑戦し、日々の成果をブログに綴ったジュリー・パウエル、時代を超えた二人の挑戦の実話である。 ジュリー&ジュリア(DVD) ◆20%OFF! 1949年、ジュリア(メリル・ストリープ)は外交官の夫(スタンリー・トウッチ)の転勤でパリにやってくる。 パリで”食べること”に目覚めたジュリアは名門料理学校ル・コルドン・ブルーで本格的なフランス料理を学び、アメリカの食卓に革命を起こす。 彼女のレシピは700ページにものぼる豪華本となって出版され、その50年後、ジュリー(エイミー・アダムス)はジュリアの524のレシピを1年で攻略、ブログに載せるという無謀とも思える計画に挑戦する。 これはブログが初めて本格的に取り上げられた映画である。初日、計画実行の宣言がブログ上でなされた。だが、彼女も仕事を持つ身、ブログを更新し、合間に食材探し、レシピの選定、それに何より時間のかかる料理作りと大童の毎日。 ところが書けども書けども読者?からの反応はない。コメント一つないのだ。ジュリーは次第に空しさが募る。このあたりブログを書いている人はウンウンと頷ける。 そして、最初の記念すべき日が来た。コメントが入ったのだ。ジュリーは飛び上がって喜ぶ。この気持ちも分かり過ぎるほど良くわかる。この映画はブログ書きの教科書とも云える。 力を得た彼女はザリガニ料理に挑戦、生きたままのザリガニを沸騰したお湯に漬けるシーンは大いに笑わせてくれる。ジュリアがタマネギを切る稽古をする場面と双璧をなす。 果たしてジュリーのブログは成功するのだろうか? ジュリアへの憧れを自分の生きる力に変えたジュリーの挑戦の道は? 美味しい料理で知る”食べること”の幸せと素晴らしい愛のレシピ。この映画は挑戦することの大切さ、継続することの偉大さを教えてくれる作品だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.29 13:08:45
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