スコールでひとやすみ

春祭りのシーズンが始まりました。

この近辺の狭い地区の春祭りは
人が集まって神社に旗を立ててお祭りをして、お昼ご飯を一緒に食べます。
出店はなしですが、子供達が担ぐ子供神輿が近所を練り歩きます。

その順路に我が家があるので、お昼ご飯を食べ外へ出る準備を。

12時半頃、太鼓の音と共に、それは突然やってきました。

ご飯の片づけをしていた手を止め、おひなを抱っこして外へ出てみたけれど

角を曲がっていく子供神輿の後姿のみ　

おひなをキティ号に乗せて後を追ってみたけれど、その距離は開くばかり。
『そうだ！大きな通りで待ち伏せをしよう！』と引き返す。

走れぇ～キティ号！すごい勢いでキティ号が、はしる・はしる。

大通りに出てみると、皮肉なことに神輿は逆の方向へ。
一度家に戻ったら、「帰りに美容院の前を通るから」と父。

気を取り直して美容院のある通りへダッシュ、キティ号走る！

私はこの時点で額に汗が　
おひなとお花を見ながら神輿が戻ってくるのを待つことに。

どのくらい待ったか？諦めかけた頃、太鼓の音が再び聞こえて来ました。

　あぁ、やっと小さな神輿が見れました

目的達成の帰り道、あるお家からおばあさんが御花代を持って
出てきました。しかぁ～し、神輿はすでに100mほど先へ。

「私足が悪いから、これ届けてくれる？」と封筒を手渡され
とりあえず名乗って預かることに。　『でも、こちらも子連れなのよね』

再びキティ号、猛スピードで走る！　

途中おひなを置き去りにしてダッシュしてみるけれど、気になってUターン。
ようやく追いついた頃には息も切れ切れ。でも渡せてよかった。

おひなはキティ号でご満悦、私は汗だくで家へ戻りました。

『子供神輿、スピード速すぎませんか?』　とっても疲れる1時間でした。