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私がよく利用しているツタヤの邦画コーナーに、なぜだかよくわからないが『由美かおる 西野式ダイエット呼吸法』というDVDが並んでいる。
どうして邦画コーナーに置いてあるのか謎なのだが、なぜか目に付くたびに手にとってしまう不思議なDVDだ。 もちろん借りたことはないが。 しかも手にとってジャケットを眺めているところに人が通りかかると、思わずササッと棚に返してしまう。 むしろAVを物色しているよりも恥ずかしいかも。 ところで西野式呼吸法とは何ぞや? さっそくヤフーで検索! インターネットって素晴らしいですね。 公に聞けないようなことでもちゃんと答えてくれるんですから。 西野式呼吸法の創業者は西野皓三氏。 奈美悦子や由美かおるを輩出した西野バレエ団の設立者らしい。なるほど。 写真を見る限り60代かと思いきや、プロフィールを見ると昭和元年生まれとある。 っつーことは御年78歳、ってマジかよ。 西野皓三氏の挨拶がホームページに掲載されている。 読んでみる。 「呼吸には肺から酸素を取り込み炭酸ガスを排出する外呼吸と、身体にある臓器の細胞に酸素を供給し炭酸ガスを放出する内呼吸(細胞呼吸)があります。細胞呼吸の主役がエネルギーの発電所ミトコンドリアで、グルコースからエネルギー貯蔵分子ATPを産生し、分子モーターを動かしたり、あらゆる細胞の活動に必要なエネルギーを生み出す働きをしています。細胞呼吸がまさに生命エネルギーを産生しているといえます。そして西野流呼吸法はこの細胞呼吸をも活性化する画期的メソッドなのです」 …ちーともわからん。 挨拶の割にボリューム満点の内容である。 締めくくりには 「西野流呼吸法は細胞を蘇えらせ、生命エネルギーを培い、若さと美しさを創る、現代における奇跡の呼吸法とも言えるのです」と記されている。 なんだか若干スピリチュアルな匂いがする。 「I can fly!」で御馴染みのク○ヅカ君が食いつきそう。 呼吸方法を変えるだけで若さと美貌が保てる。 そりゃ奇跡っちゃ奇跡ですが、胡散臭いっちゃ胡散臭い。 西野式呼吸法を実践するのに「なんだかピンとこないわ~」と二の足を踏んでいるマダムたちのためなのかなんなのか、ホームページには由美かおるコーナーが設けられている。 まあ言っていることはテレビ通販の体験者エピソードみたいなもんだが。 私自身、由美かおるというとレオタードを着てワンツーワンツーとエクササイズをしているか、『水戸黄門』でいつまでたってもお色気要員であるというイメージしかないのだが、プロフィールを読むとなんだか凄いことになっている。 「ゴールデン・アロー賞の新人賞、グラフ賞4回、第1回スイムスーツグランプリ2000エレガンス部門賞、2001年ベストスリミングビューティ賞、第13回日本ジュエリーベストドレッサー賞など数多く受賞。海外では、チリ国際音楽祭、ブラジル国際音楽祭、ベネチア国際音楽祭に入賞、テレビ・ユーロビジョンで西ヨーロッパ全域にワンマンショーを放映。 厚生大臣の私的諮問機関「国民健康会議」委員、厚生省「医療審議会」委員に選ばれる。酒田短期大学講師、大阪国際女子大学客員講師を歴任。合気道4段」 人には知らない面がいっぱいあるもんだ。 今年で54歳になるらしい由美かおる。 テレビなどでたまーに見かけるが、そのプロポーションは磐石というよりも常軌を逸している。 私は「オバサンはオバサン臭いほうが自然」と思っているタイプなので、妙にツヤツヤしているオバサンを見るとちょっと引いてしまう。 女心はなかなか理解しがたい部分ではあるが、「年相応」という言葉が通用しない由美かおるの姿はちょっと怖い。 というわけで、金銭的にも精神的にも余裕があるときに由美かおるのDVDを借りてみようかなと思った次第である。 90分間まるまる由美かおるだなんて、なかなかあり得ないことですからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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