|
カテゴリ:カテゴリ未分類
明日は休みだ仕事もない早起きなんかしなくてもいいっつーことで、久しぶりに深夜番組をがっつり観た。
そんな中、初めて観たフジテレビの『クイズ!スパイ2/7』という番組。 この番組はクイズ番組であるがただのクイズ番組ではない。 7人の出演者の中、2拓クイズの答えを全て知っているスパイが2人潜んでいる。その他の5人はプレイヤーである。 7人の出演者は全員で相談して1つの答えを導き出す。その答えが正解していればそのまま番組は進行する。 しかしその答えが不正解であれば、デリーターと呼ばれる親は1人を指名しデリート(消去)させるのだ。 プレイヤーは早くスパイを見つけ出して消去できれば勝利。 逆にスパイは巧みに不正解に導き、プレイヤーを消去できたら勝利というわけだ。 実に小難しいクイズ番組であり、お互いの腹を探り合う心理戦が見ものである。 今回の出演者は… 山咲トオル 平山あや ますだおかだの大きい方(ますだかおかだか忘れた) 江川達也 加藤夏希 セイン・カミュ 顔は見たことあるけど名前を知らない芸人 の7人。 この7人が「あいつがスパイなんじゃねーの?」と探り合い疑い合いながら番組が進行していくわけである。 番組の冒頭で、2人のスパイの内の1人が山咲トオルであることは視聴者に知らされている。 もう1人のスパイは誰なのか、というのは視聴者にもわからない。 とはいえ、私もそんなに本気で観ていたわけでもないので「別に誰がスパイでもいいんじゃなーい」と思って観ていた。 そして番組の終盤。 残された解答者はセイン・カミュと山咲トオルと平山あや。 デリーターはセイン・カミュの番。 セイン・カミュはクイズに不正解だったため、山咲トオルか平山あやのどちらかを消去することになる。 セインは山咲トオルを消去するようなことを言いながらも土壇場で平山あやを消去した。 そこでセインが言い放った一言… 「なぜなら、僕とトオルちゃんがスパイだからさ」 自分が消されたことに驚いた平山あやは茫然自失。 そこで初めて山咲トオルとセインがグルだったと気づいたわけだ。 思わず観ていた私もゾクッとした。 カッと目を見開いて不適にほくそ笑むセインの顔が物凄く怖かった。 普通のバラエティ番組だと思って観ていた私も、善良そうなセイン・カミュがいきなり手のひらを返し邪悪な表情を浮かべたときに鳥肌が立った。 人の表情を観て「怖っ」と思ったのは、ドラマ『ラブコンプレックス』で木村佳乃が目をクワッと目を見開いたとき以来かも。あれも怖かった。 よくハリウッド映画などで「善良そうだったキャラクターが実は悪玉だった」というシチュエーションがあるが、セインの表情はそれよりももっとリアルだった。 たかだかクイズ番組なのに。 長々とバラエティ番組の筋書きを書くのは非常にアホくさいことではあるが、ホラー映画でも最近はあまりゾクッとこなくなった私が久しぶりに背筋が寒くなったので、日記に記してみた。 『クイズ!スパイ2/7』あなどれなし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|