テーマ:美味しい日本酒・焼酎(106)
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いくら毎日夜が遅い私とはいえ、こんな時間に主婦&お母さんが何をしているのかといえば… 飲みすぎて、早寝して、目が覚めてしまったのです(汗) 今日は家の近所にあり(徒歩2分)前から気になっていたすし屋に食事に行きました。 マグロ専門店としてTVなどでもかなり紹介されたようです。 (某グルメサイトによれば、「★★(店名)の鮪5点盛り・鮪尽くしは築地にて競り落とされた絶品の生の大黒鮪を、部位毎にさらに選別した超こだわりの天下無双の逸品。 築地市場の最高級品の中からさらに選別するという頑固な仕入れを徹底している東京でも屈指の寿司屋。 ネタの質だけでなく量、価格も通であればあるほど納得する。 さらに地酒、焼酎の無双の殿堂として知る人ぞ知る。 その200種類以上に及ぶ垂涎の品揃えは、まさに美味しんぼ飲んべえさんを魅了する。」) 電話して聞いたら3歳の子連れでもOKと言われたのでテーブル席を予約しました。 この店の名物はなんと言ってもマグロなので、まず大黒マグロ5点盛りを注文。 内容は赤身、中トロ、脳天のトロ、大トロ、カマトロのあぶったの。 どれも厚切りで、とにかくおいしい!! 飲み物は最初は焼酎、「佐藤」の黒を注文しましたが、これだけおいしい魚にはやはり日本酒が、と思い、「磯自慢」の純米吟醸(←これかな?)を飲んでみました。 静岡県の日本酒ってどうかな、と頼んだときには思いましたが、いやこれが、うまく表現できませんが私好みでまったりしたこくとほのかな甘みと適度な切れのよさがあってとてもおいしかったです。 息子はといえばつき出しのマグロの煮物をぺろりと平らげたうえ私の分までお替りし、汁まですすっていました。 子供用の寿司もあったのですがエビとかかっぱ巻きとか食べそうにないものが入っていたので単品で鉄火巻きと玉子握りを1個頼んだら、まあそれはそれは立派な巻物と、2つに割って2個の握りが作れそうなほど大きな玉子の乗った握りずしが現れました。 まず玉子をぺろりと平らげた息子にすしは手で食べるよう指示したところ、巻物を上手に醤油につけながらおいしそうにほおばっていました。 大人はマグロのほかにイシダイの刺身、大山豆腐、店の自慢の手作りの胡麻豆腐を注文。 主人が焼酎を注文したら、「さっきは佐藤の黒だったでしょ。じゃあこれがお奨め」とか言いながら出されたのが「黒瀬安光」でした。「これを飲んだら佐藤が水みたいに感じるよ」と言われてグラスを顔に近づければ、確かに香りからして濃厚。 主人のグラスを受け取り、一口飲んでみて「んっ、これは…」 店主に向かって「これはなんだか焼き芋焼酎のような感じですね」と言うと、そこから店主の態度がころりと変わりました。 そのときは知らなかったのですが、私が数少ない夜のお出かけのなかで飲んだことのある焼き芋焼酎を造っているのは実はこの酒屋だったんです(「やきいも黒瀬」) でも、「黒瀬安光」の方がなんとなく上品でおいしかった~、と思います。 (かなり気に入ったので帰宅後、さっそく楽天で注文してしまいました~) (ちなみに主人は「君はそれほど夜出かけてないにもかかわらず詳しいね…」とやや驚いていました。 たまにしか出られないからこそ、ひそかにおいしいものを狙い撃ちしているのです(笑)) それから店主は私達の横に次々と自慢の焼酎やら日本酒を持ってきて披露し始めました。 ずっと日本を離れていた上に、子供ができてからはめったに飲みに出るチャンスのない私には見知らぬ銘柄ばかりでしたが、店主の自慢は見えないところに常時保有している200種あまりの焼酎と100種あまりの日本酒でした。 で、能書きを聞いて頼まずにいられなくなったのがこれです。 何でも蔵元と懇意にしている店ですら100本注文して1本回してもらえるかどうかという超レアなお酒だそうで、もしオークションなどで取引されることがあったとしても10万はするんじゃないか、と店主は言ってました。 1合のお値段でマグロ寿司がたっぷり食べられそうではありましたが、昨日の午後の株取引であぶく銭を手にした私は「それは私のお小遣いで」と主人を制していざ注文。 それは、これまでに飲んだ日本酒に例えようのない、えもいわれぬ香りと口当たりで、その芳香はフルーティと言ってしまえば安っぽく聞こえてしまうし、すっきりでもない、軽めというほど軽くない、なにやら繊細で私のボキャブラリーでは表現できない上等な味がしました。 最後にアナゴと山芋の巻いたのをつまんで、主人は巨大なハマグリの吸い物、私は毛ガニの味噌汁をすすり、息子はデザートにフルーツを出してもらって3人とも大満足で店を出ました。 こんなに素晴らしい店の前を毎日通っていたにもかかわらず一度も来たことがなかったなんて…と主人と歩きながら話し、これからは四半期に一度かできれば2ヶ月に一度ぐらい連れて行ってもらえるように希望しておきました。 ※この街に住むということがエンゲル係数の上昇を伴なうであろうことは覚悟していましたが、この店の常連になるというのは大打撃です(笑) で、おなかもいっぱい、久しぶりにお酒をたっぷり飲んでしまった私は主人と息子がお風呂を入れて待っている間にばたんとベッドに倒れこんで眠ってしまったのでした。 こんな時間に目が冴えて、一体どうしたものでしょう… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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