カテゴリ:子供の成長
4月1日から保育園の担任二人のうち一人がカナダ人の先生になりました。 日本語はどの程度できるのか知りませんが、この先生はずっと英語をしゃべっているようです。 息子は英語で面と向かって話しかけられるとわかってるんだかわかってないんだかもじもじした態度をとるそうですが、クラスの進行全体に英語での指示が混じっているため、英語でのやりとりにやや慣れてきました。 まだ、What~の質問をぶつけても"Yes!"と返してくることがしばしばあることから答えはだいぶいい加減ですが、最近の進歩は、以前であれば疑問文にはほぼ自動的に"Yes"と答えていたのに対し最近は少し考えて"No"と言えることが増えてきました。 今日は、ThomasのABC Bookを読んでくれと言うので、"A is for all aboard!"から順番に読みながらところどころ英語で質問してみました。 たとえば、"G is for Gordon. Gordon is a big, strong engine. Poop! Poop!"を読んだ後、"Where is the letter G?"と言うとちゃんとページの中のGの文字を指し、"Is Gordon big?"には"Yes"、"Is Gordon small?""Is Gordon little?"には"No"と答えました。"grumpy"(機嫌が悪い)という単語を教えた少し後で笑っている機関車が出てきたので"Does James look grumpy?"と聞くとすぐに"No!"と答えられました。(そして"Is James smiling?"には"Yes"と) "How many~"や"What color~"の疑問文にもすべて正しく答えていました。 アルファベットは質問したものはV以外間違えずにすべて指すことができました。 保育園で毎日英語に触れている成果でしょうか。 それに対し、大して訓練していないひらがなはまったく駄目ですが、日本語の絵本が表音文字であることを察してか指で文字を追いながら発音してくれとよくせがむので、ひらがなを教えてやれば意外と早く自分で絵本が読めるようになるかな、なんて親ばかながら思っています。 私は悪い親なのですぐにいたずらしたくなり、日本語、英語のほかに突然スペイン語でしゃべりだしたりして息子の反応を見ますが、スペイン語で何か言うと聞き取れなくて意味がわからなくても「今のスペイン語?」とか「あ、スペイン語はだめ~~」とか言うのが面白いです。 (もっと他に色んなことばができたら面白いのになあ。) また、私がスペイン語で"Quieres chocolate?"(チョコレート欲しい?)と聞くと目を輝かせて"Yes!!"とか、"Vete al ban~o"(トイレに行きなさい)と言うと「はーい」とか、スペイン語以外の言葉で即座に返事をするのも不思議です。 不思議と言えば、最近息子はふざけてたとえば「おかわりくださーい」の代わりに"O Ka Wa Ri, please!"みたいに日本語の単語を外国人がローマ字読みで発音するときのように発音して使うことが何度かありましたが、これって誰のどういう影響によるのか興味があります。 カナダ人の先生の真似をしているのか、はたまた自分なりに英語の音を理解し、それを応用して日本語を英語風に変えているのか(そうだとしたらすごい!)。 保育園の先生に少し聞いてみようかと思います。 一方ママの英語は… 帰国からすでに1年4ヶ月。この間英語はほとんど使わず。 履歴書に書けば誰もが感心するようなTOEICのスコアももうすぐ期限切れだろうし、とうとう一度も何の役にもたちませんでした。 このまま腐らせてはもったいないと思い時事英語のテキストを一冊買ってぱらぱらと読んでいますが、時事英語は身につきません。 興味がない、事象に対する知識がない、使う当てがない、が理由でしょうか。 最近ふと思うのは、自分には語学力だけあってもそれを生かして仕事をする能力がないので、せめて仕事で語学(スペイン語または英語)を必要とする人の語学の学習をお手伝いするような仕事ができたらなー、ということです。 (今の職場で正規の職員達が外国語をあくまでツールとして使いこなしながらプラスアルファの仕事をしているのを日々目の当たりにしていると、ジレンマは募るばかりです…) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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