カテゴリ:ファミリー
今日は息子がよく泣きました。
かなり頑強に自分の意志を通そうとするので、それならどうぞご勝手にと放っておくと、ずっと泣き続けています。 (私っていじわる?!) 今日は昼間うちの玄関前を掃除していた管理人のおじさんに泣き声をばっちりきかれてしまいました。 アメリカだったら幼児虐待だと思われて通報されそうですが。 一番大変だったのは、息子がだらだら遊んでばかりいて遅くなったので、約束していた公園行きはお昼寝の後、と私が言ったことが原因なのですが、それから30分は泣いた後、やっと洋服を着て、昼食を食べて、公園に行ってからお昼寝をすることで納得したので、時間はさらに遅くなっていました。 なのでランチは軽めにインスタント食品で済ませてしまい、息子は自転車をこいでマンションの入り口にいくと、ちょうど息子と同い年の下の階の男の子がお父さんと一緒に別の公園から戻ってきて、もう一遊びしに私達が行くつもりだった公園に行くといっていたので、一緒に行きました。 持っていったプラスチックのバットとボールで野球ごっこをしたり、自転車に交代で乗ったり(もう一人の子はあまり上手に乗れないので、息子がおせっかいにも前から引っ張ったり後ろから押したり横で伴走したりしていました)、ブランコに乗ったり(息子は自分でこげないくせに相当勢いをつけて乗りたがるので、今日は鬼監督のごとく「(足を)伸ばして!曲げて!」と叫びながらこぎ方を教えました)、ばねのついた小さい乗り物に乗ったり、滑り台をしたり、まあたっぷりと遊んできました。 普段、公園遊びは主人任せなので今日はひとりでどうしようかと思いましたが、一緒に行ったお父さんが遊び上手だったので、特に野球遊びで助けていただきました。 ところで昨夜、夜更かしをして主人が貸してくれた本を一気に読んでしまいました。 『対岸の彼女』という小説ですが、自分にも身に覚えのあるテーマがたくさん盛り込まれていて夢中で読み終えました。 だって、しょっぱなから、主人公は子連れで近所の公園に出かけてもグループに混じることができず、公園を転々としながら孤独感をつのらせ、それならば自分は働いてせめて子供は保育園で他の子供達と遊べるようになればいい、という動機から就職を決意するのです。 正直、私が日本に帰ってきて落ち着く間もなく保育園を探し、仕事を探した理由の半分は同じような気持ちからでした。 私は得意な相手と不得意な相手がわりとはっきりしていて、それは相手から見てもお互い様だと思うのですが、そのため少なからず寂しい思いをしたことがあります。 これは自分の性格なので、不幸の矛先が自分に向くだけなら仕方ないと思えるのですが、私が人付き合いが下手なせいで子供にまで寂しい思いをさせるというのはいやだったので、自分がママ友作りやその後の付き合いに苦しむぐらいなら、自分は仕事をし、子供は保育園で子供好きの先生方や同年代のお友達と楽しく遊んで過ごした方が家庭円満でいられると思ったのです。 もっともそれだけが理由ではないわけで、仕事も自分の好きなことや得意なことをできるだけ生かせるもの、ということで決めました。 が、仕事の中身優先というわけにはいかず、拘束時間や通勤時間、ストレス度の高さ、仕事の休みやすさなど私が働くことによる家庭生活への悪影響を最低限にすべくいろんな条件を満たす職でないと困るので、今の職場はそこを十分に満たしていることから、他に面白そうな仕事があってもなかなか移ることができずにいます。 本からまったく話がそれてしまいましたが、とにかくこの小説、とくに30代の女性(作者も同年代です)が読むと共感できることが多く見つかるかもしれません。 人付き合いや社会生活で悩んだり不満を感じたときには是非読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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