テーマ:映画館で観た映画(8573)
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今日はこの猛暑の中、朝から二本立てで映画を見てきました。一人で。
アルモドバルの『バッド・エデュケーション』、ロードショーの間には見に行くことができませんでしたが、絶対にここで見れるという確信があったため余裕で意図的に見逃したのでした。 そして思惑通り、ロードショー終了から約1ヶ月(かな??)にして、私が年間パスポートを購入した名画座で『アマロ神父の罪』と『バッド・エデュケーション』の二本立てが上映されています。 『アマロ…』のほうも主演が私の大大だ~~い好きなガエル・ガルシア・ベルナルなので以前から観てみたかったのですが、今回念願がかないました。 『アマロ…』はメキシコが舞台で、教会、聖職者の腐敗をテーマになっており、出てくる聖職者たちはことごとくカネと欲に振り回されて堕落しているのですが、一人だけ、自分の信念を貫く素敵な神父さんがいました。(←カッコよかったぞ) 新米神父のガエルは派遣された教区の若い女性と関係を持ってしまうのですが、はっきり言ってあんな素敵な神父がやってきたら、彼女だけでなく村中の若い娘たちが狂気の沙汰になっても不思議はないのに、なぜか彼に熱烈なラブコールを送ったのは一人だけでした。 彼女と密会しているときのガエルの甘く優しい表情には私までうっとり。 でも、ガエルファンとしては、結末にかなりがっかりしました。 『バッド…』の方は期待通りのアルモドバルの世界。 いや、私、何に感激したって、ガエルがスペインのスペイン語をしゃべっていたこと。 『ブエノスアイレスの夜』のときにはアルゼンチンなまりのスペイン語をしゃべってましたが、そのとき以上にインパクトが強かったです。 こちらの映画でも聖職者の堕落が主人公の人格に大きな影響を与えていますが、それ自体テーマにはなっていません。 『オープン・ユア・アイズ』、『アナとオットー』に出ていたフェレ・マルティネスとガエル、二人の美青年の少年時代を演じた子役俳優はこれまたどちらも美形でした。 この映画、男性同士のラブシーン(しかも、ガエルが…)が多くてちょっと嫌になりますが、ガエルの魅力を存分に味わうことができます。(女装がチャーミング♪) 映画が終わって外へ出て主人に電話すると、ちょうど近所のラーメン屋に入ったところだというので合流。 私が店に現れると、息子が極上の笑顔で迎えてくれました。 しかし暑い… 梅雨も明けていよいよ夏本番ですね。 画像はガエルの長編デビュー作で私をすでにガエルファンにした作品、『アモーレス・ペロス』より。このときはあどけなく野性味あふれる感じですが、今はもっといい男になってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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