ChooChooTrainの部屋

今の職場にいる予定の期間も半月を残すのみとなってしまいました。

来週には後任の面接が始まることでしょう。

近頃は、飛ぶ鳥跡を濁さずとなれるよう、たまっていたプロジェクトを完成させるべく黙々と作業したり、しっかりした引継ぎマニュアルを作っています。

課の人たちは今週、私の退職について知り、少しショックを受けたようです。

8月に転勤する人たちが移動したら夏休みでもとろうと思っていた職員にとっては、9月になっても夏休みが取れないであろうという失望もあったでしょう。

後任の派遣職員は月初から来てくれるとしても最初は頼りになるどころか職員が時間を割いて教えなければならないことも多いだろうし、代わりの課長代理が来るのは2週目、しかも、我が課の専属ではなく、他の課と兼務になるそうなので、いずれ専任の課長代理がくるまでは十分なサポートができないでしょう。後任の課長が着任するのは9月末ごろとのことなので、その頃には夏休みの権利が消滅してしまうので気の毒です。

9月半ばには大きなイベントも控えているので、準備の前半は私が担当できますが、いきなり新しい人に、しかも十分な期間なく引き継ぐのはリスクを伴ないます。ここでも職員の負担が増えてしまいそうです。


一方、私が辞めない可能性もまだゼロではありません。

もっと早くに確定するものと思っていたのに、実際には一旦私の採用がほぼ決まりかけた後に有力候補者が現れたため、選考に時間がかかったようです。
最終的には私が選ばれたので、日本側では契約書にサインするところまでこぎつけましたが、そもそもこの契約を本国で承認してもらえるのかどうかは神のみぞ知るところです。
（っていうか、日本で採用活動するなら、100%本国の承認が下りる確約を取り付けてからにしてほしいものですが…)

よくて来週一杯をめどに結果が出るでしょう。
最悪の場合、結論は今月最終週にもつれ込み、そこでNOといわれてしまうと、その時点では今の職場に残る途も絶たれているだろうから、一旦失業することも考えられます。

そういうワースト・シナリオについても夫にメールで知らせたところ、「よかったね。後は果報は寝て待てってところかな」と意外にも楽観的な返事が来たので、それもそうだな、どうせなるようにしかならないのなら、うまく行くものと信じていたほうがいいのかな、と少し気が楽になりました。（どんと構えていられるのには、昨夜見た『オーラの泉』の影響もあるかも。）

いずれにしても、今の職場は環境がよすぎて重い腰が上げられなかっただけで、ずっと続けたいポジションという訳ではなかったので、最悪の事態になったとしても、これを機に少しだけ方向転換できればそれはそれでよし、と思っています。


QUE SERA SERA.