ローマ法王逝去
4半世紀に渡って、平和を願い世界的に活躍したヨハネ・パウロ二世。宗派・信条にとらわれず世界の宗教指導者を一同に集めて会議を開いたり、紛争地域にまで赴いて各地で和平を訴え続けた実践者でもあったわけでしたね。10年前の日本国内における新興宗教の問題の時、とある仏教宗派の幹部の説法を知り合いの法事で聞く機会があったが、遠巻きな批判ばかりで実践を伴わない姿勢に「こいつの言ってるのは、単なる飲み屋の愚痴話レベルだな」と落胆した記憶がある。法王はパレスチナでもそうだったが、イラクについても常にどうしたら武力対立を終結できるのかと、絶えず努力を惜しまなかった方であった。無宗教のオイラから見ても尊敬すべき偉人だったのは間違いない。イラクへ武力行使しない様に最後までブッシュに説き続けた法王の死に際しブッシュが哀悼の意を表明したが、本当に哀悼を示すなら無差別攻撃を一時停止して和平の道を探るべきであることは子どもにだって判る事だ。同じ神を信心するというなら尚更である。結局神よりもお金(関連産業)の方が大事なんだろうけどね、大統領は。それに付き合ってせっかく古くから友人であった中東世界と、今後大きなしこりを持つことになってしまった我々日本人も無関係ではいられないことなんだけどね。閑話休題。新法王は、秘密会議で決定されるのだがその会議は「コンクラーベ」という呼び名である。コ、、、根競べですか?って我慢大会を想像する人が100万人ほどいる模様(爆)