最古のクリムゾン系ミュージシャン音源とは?
最近までイアン・ウォーレスの参加していたウォーリアーズの64年の音源が、キングクリムゾンに参加したミュージシャンの中では最古の部類になるのかな?と思っていたが、64年にもう一枚微妙なシングルが発表されている。(あくまでもCDで入手可能を前提にのお話w)フルール・デュリー(Fleur de Lys)加入前のゴードン・ハスケルが、後のマージーズやエピソードシックスや数々のバンドで活躍する元ビッグスリーのジョン・ガスタフソン達と組んでいたザ・クォーティションズ(The Quotations)が、64年にデッカから出した「Alright Baby B面はLove You All Over Again」。何枚か出しているバンドだがハスケルの関わったのはこの一枚だけらしい。ちなみにこの2曲は、The Merseys - A and B Sides, Rarities, And More 1964-1968 というザ・マージーズのレアトラックを集めたCDに収められており、アマゾンでも買える。で、このバンドやマージーズのプロデュースに関わるのがあのジミーペイジ。そう、フルール・デュリーの初期2枚シングル制作もしているペイジだ。最初の1枚目を発表後、フルール・デュリーはドラムス以外メンバーが入れ替わる。そして2枚目シングル「サークル」からハスケルが加わるのだ。ただこれも確定ではない。なぜなら63年末にジャイルズ兄弟が1ヶ月だけ参加したジ・インターンズInterns の I've Got Something To Say と言う曲で果たして録音に参加しているかどうか?これが結構ベースやドラムスがイイ演奏なのだ。もしもこの曲にジャイルズ兄弟が参加しているとなると、コチラが一番古い事になるのだが現段階では未確認のままだ。(※その後この7”へ未参加が確定)