クリムゾンコレクターにとっての悩みw
70年代は最初のプログレ廃盤ブームの頃、得体の知れない廃盤にワクワクしたりガッカリしたり(苦笑)したものである。個人的には1982年にレコードコレクターを一旦辞めたのである。楽器も買い揃えたかったし、何より部屋を借りたりしてそんな余裕が無くなったのもあったwとは言え、その後もCDの再発ものにそそられたりして、ちびちび買ったりはしていたが、昔のように一日に10件以上店を廻ったり、レコードを2,30枚抱えて帰るとか、無茶は無くなりましたw70年代当時もクリムゾンだけを追いかけていた訳じゃないが、情報を足で稼ぐ時代だったので、今は良い時代です。座って家で色々調べられますからね。70年代においても、現代でもコレクターを悩ませるのは、好きなミュージシャンが1曲だけ、ちょろっと参加しているレコードであったり、レコード会社の出しているサンプラーオムニバス盤。前者は面白くもなんとも無い、単に売り上げを稼ぐ目的の名前貸し的な作品も多く、残念な作品も割りとありますね。オムニバス盤は廉価仕様でLPのカッティングが適当だったり、材質が悪かったり、これまた厄介。でもマニアはレアに弱いのですからねぇ。実際、ウチにも売り損ねたへんなオムニバス盤がまだあります。さて2008年現在ともなると、往年のクリムゾンメンバーたちもゾクゾクと60歳を過ぎており、死んだ方もいます。そろそろリタイアしてノンビリしても良い年代ということでしょうか。ベスト盤を出したくなる心情もわからないわけじゃありません。中でもグレッグ・レイクの今年の動向は余り伝わってきてませんが、ELPは当面活動しない事で話がついているそうですので、ノンビリ家族サービスでしょうか。彼のサイトのショップでは、彼ならではでしょうか?ベスト盤CDに初期クリムゾンナンバーとELP等が混在しておりますw あと、グレッグのサイトではエマーソン・レイク・アンド・パウエルのライブCDを廉価で2種取り扱っているのが惹かれます。Greg Lake Shopちなみにこのオンラインショップ、ルートをたどるとELP各メンバーやエイジアのグッズ販売もしております。興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうw