Freeway (1979)
故テリー・メルチャーと言えば、60年代のサーフィンサウンドの頃から活躍した人で、ビーチボーイズやバーズなど周辺人脈でも語られる。ビーチボーイズの80年代のヒット曲「ココモ」での関わりもファンには知られているだろう。そんな彼が79年に制作したのがフリーウェイのアルバム。ビーチボーイズ人脈では、ラトルズ参加でも知られるリッキー・ファターも参加しているが、キャメルのツアーから離れた頃のメル・コリンズも参加している。個人的には80年頃江古田の音虫というレコード店でよく見かけたLPであった。プロデュースのテリー自身は、60年代末期にかのチャールズ・マンソンからレコード契約を出来なかった事の逆恨みを買い、危なく殺される所だった。既に転居していたので後に同じ家に入居したシャロン・テートらが誤認で惨殺されたのは有名。犯行後カルトらしくマンソンはビートルズのヘルタースケルターから啓示を受けた様な供述をしたが、何のことは無い、結局私怨でカルト信者を利用したのであった。テリー・メルチャーは自身を狙った事件に酷いショックを受けたそうである。79年のこの作品は近年もCD復刻されている。メル・コリンズのプレイの光る一曲をYOUTUBEから。Freeway - I love The Music楽天市場でモノが見つからなかったが、検索でFreewayとテリー・メルチャーと入れれば、アマゾンなど販売中のサイトが直ぐに見つかります。John Hobbs / Vocals,Keyboards,Guitars,Bass Terry Melcher / Vocals and Piano on MAYBE I'M IN LOVE Ricky Fataar / Drums,Percussion J.D.Maness / Pedal Steel Guitar Mel Collins / Saxophone Jim Seiter / Percussion Recorded at Essex Studios, London by John Burnsスペシャルサンクスでジョン・ペリーとルパート・ハインの名前も記されている。