紙ジャケCD発売へ! King Harry - Divided We Stand (1977)
ああ、びっくりした。ココモJPさんのツイートで今さっき知りましたwキング・ハリーの唯一アルバムがなんと38年の時を経てCDになるんですよ。驚きますね。以前、いかにも権利とって無さそうなロシア製パチモンCD化はあったのですが、こちらは紙ジャケットです。本当にマスター起こしなのかはわかりませんがw ディスクユニオンさんの予約サイトでは、紙ジャケットCD入荷は10月下旬だそうです。リンクはこちら King Harry - Divided We Stand http://diskunion.net/rock/ct/detail/RY150918-BP-01生産国は韓国みたいですね。10/1追記、アマゾンJPでも販売が開始されました。販売業者は韓国ということです。Divided We stand (韓国盤, 紙ジャケット仕様)King Harry 元フィールズのアラン・バリーらが関わったKing Harryについて三年前に書いた当ブログの紹介記事はコチラです。King Harry - Divided We Stand (1977) http://plaza.rakuten.co.jp/chop100/diary/201205190000/ 当ブログで何度も書いてきましたが、初期キングクリムゾン人脈と複雑に入り乱れたファミリーツリーも載せてあるので、よろしければどうぞ♪ バンドリーダーのジョン・ディッケンソンは80年代はドラムマシーン制作やスタジオ業務などで活躍したそうですが、キング・クリムゾン初期メンバーらとも昔なじみで同郷の縁。80年代以降のリハーサルでディッケンソンの実家が経営するモーテルを利用することもあったそうですね。というかムーブメントスタジオ自体もそのモーテルが利用されてたようですがw 最近確認した所、彼らのレコードが日本で発売された1978年、その秋に出版された「ブリティッシュ・ロック大名鑑」にも彼らキング・ハリーの項目が載っていました。とはいえその人脈関係を当時誰も判ってる訳も無いですから、ただの新人バンドとしての記載のみですが。 内容は70年代後半のポップスですからプログレ臭を期待してもすかされる気持ちになるかもしれません。しかし、アラン・バリー氏のプレイや初期クリムゾン人脈の傍流サウンドだと割り切って楽しめる作品だとは思います。決して傑作だとか無闇に持ち上げることは致しませんw 下記参考ジャケ画像は1978年辺りに日本盤が出た当時のジャケットです。 こちらは1978年春アメリカ盤が発売された当時のビルボード紙での広告 発売時のポスター