Fleur De Lysの謎を一つ解明・・・
とはいっても質問してお答えをいただいただけなのですがw1967年、ロンドンでFleur De Lysが活動していた時代。ゴードン・ハスケルたち彼らは、「Hold On」という楽曲をRupert's People名義でシングルを発売し、直後にはシャロン・タンディのシングルでも同曲を演奏していたのでした。またこの歌はいくつものバンドにもカバーされており、中でもかれらFDLがシングル盤でバック演奏していたことのあったJohnny YoungはLPでホールド・オンをカバーしていたのでした。FDL関連ディスコグラフィーには載ってはいないアルバムでしたが、中古市場におけるジョニー・ヤング名義のLPではこの歌を収録しているSurprises(1968)のみが異様に値段が高くて今まで入手もかなわず謎の一枚のままでした。LPは長年入手できませんでしたが、問題のヤングがカバーしたホールド・オンのみがコンピ盤で聞くことができました。ルパーツ・ピープル版のオリジナルテイクをよく再現したカバーヴァージョンであることが判ったので、作曲者であるブリン・ハワースさんに質問してみました。彼からは「お便りありがとう。ジョニー・ヤングのを聞いたけど、演奏は僕らFleur De Lysじゃないんだ。とてもいいカバーだと思うけどね。」とのお答えをもらいました。ブリン・ハワースとゴードン・ハスケルがスタジオで急遽仕上げた楽曲ホールド・オン。多くのレコードではプロデューサーがブリンの名前を外してクレジットしてしまってました。ただし、このジョニー・ヤングによるカバーでは両名の名前が綴りに間違いがありながらも作者としてLPジャケットに記載されてます。めったに市場に出ないLPで長い間謎のままでしたがあっさり謎が解明されてしまいましたwもちろんブリン様には丁重にお礼をしておきました♪