1975年末グリーンスレイドのごたごたの件
1975年末、グリーンスレイドからリードヴォーカル兼キーボードのデイヴ・ローソンが脱退。過去の記事には、ローソンの病気が記されてたのもありますが、実際は生活の困窮が理由なのだそうです。当時の記事は脱退を報じるばかりで、理由が不明でした。ローソン離脱後の穴を埋めたのは、新加入ヴォーカルのブライアン・エヴァンスとキーボード奏者コリン・タウンズの二人。ただし、この二人を加えたラインナップでレコーディングを遺してないので、これという活動のないまま1976年に解散したようです。唯一残された1976年2月リリースのドラマのテーマ曲シングル両面もグリーンスレイドにアンディ、ブライリーのリズムセクションの少人数で制作されたラストセッションな音でした。雑誌記事には当時、グリーンスレイドが新編成へ、などと記事がでましたが、バンドの残党であるマカロック、ブライリー、タウンズの三人は、元イエスのギタリスト、ピーター・バンクスのセッションに参加し2曲をこのコンピアルバムに残しました。 長年、このセッションでなぜコリン・タウンズがキーボードで参加してるのか謎でしたが、末期グリーンスレイドからの流れで繋がっていたのですね。