Category
(400)
(530)
(792)
(177)
(111)
(94)
(100)
(32)
(14)
(44)
(80)
(24)
(5)
(4)
(2)
(25)
(29)
(17)
(2)
|
|
1999年も過ぎ去った今、封印されて商品化されない部分くらいでしか取り上げられない作品になっちゃったね。東宝の大ヒット傑作特撮巨編「日本沈没」の翌年だがに大宣伝で攻勢をかけたんだけど、当時の小学生にも失笑を買うような詰めの甘いエピソードの数々が痛かったね。歩くのが異常に早い子供の表現とか自滅的な若者達の暴走とかなんかなぁ。日本沈没に引き続き丹波哲郎のテンションの高さだけが異様に際立ってたね。シナリオもそうだが危機感を煽る為や破滅的な未来像を描くのが目的か、生き残った人類の何ともいえない異形への変貌を予告するようなシーンが後日問題になり、新聞各社等の報道でも問題視されちゃったよね。おかげでその後の映画館じゃ一部をカットしての上映になったようだ。まあ、ロードショーが一段落した後だったから後の祭りとはいえる。原作が小松左京の「日本沈没」に比べて、こちら大予言はノストラダムスの五島氏による解釈本を映画化に際しストーリー仕立てにしたものだからね。脚本がもっとよけりゃねぇ。
音楽はドラマや手塚アニメや多くの特撮で壮大なサウンドを描いた冨田 勲。この大予言のサウンドトラックLPは過去ほとんど中古で見かけないけど、出来は素晴らしい。もうなんていうか映画の冗長な部分を緊張感と昂揚で覆い隠すようなインパクト。当時のプログレッシヴ・ロック調な音作りも今となっては懐かしいけどね。メインテーマはピンクフロイドの原子心母のテーマ部分にも通じる雰囲気だったように記憶している。でもってこれで実にカッチョイイドラムを叩きまくっているのがトミー・スナイダー、後のゴダイゴの人気ドラマー(彼の師匠が後にTOTOを結成するS・ポーカロだったそうな)。実は彼はゴダイゴのオリジナルメンバーじゃなくて初代ドラムはギターの浅野氏の弟さんだったのは、初期のファンくらいしかあまりしられていなかったかも?大予言サントラがどこかの中古ショップとかで手に入るようだったら、お勧め度はかなりですね。いやほんと。500円くらいならオイラは買う(爆)。なんだそりゃ!(とここまで書いていたらアマゾンでCD版を発見したりして、、、あふ)。
また日本沈没サントラの方は黒沢映画でもお馴染み、今は亡き佐藤 勝先生だ。なんで先生かというと学校で現代音楽とかの授業受けたから。かなり深い内容だったから生徒の出席率は低かったが、その分静かに受けられてよかったな。これも重みがあるいいサントラだったな。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 8, 2005 02:32:54 PM
コメント(0)
|
コメントを書く
もっと見る
|
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x
|