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テーマ:70年代英国音楽(238)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
通算4枚目となる本作バンプングラインドはラストアルバム。これまでのハイツのアコースティックで爽やかなサウンドからがらりと雰囲気もゴージャスになり、まるでヨーロッパの繁華街を巡るような華やかな作品に仕上がっている。どの曲を聞いてもその明るく楽しくカラフルでユーモア溢れ、それまでに無く録音のクオリティもよい。今回もドラムスにマイケル・ジャイルスとイアン・ウォレスという元クリムゾンの二人。その上、モジュラームーグの貸与と音色セッティングでナイス仲間のキース・エマーソン(ELP)も協力している。 ハイクオリティなアルバムを作り上げこれからを期待されたジャクソンハイツだったが、リーダーのリーが元ナイスのブライアンディヴィスンと元メインホースのパトリック・モラーツと新バンド「レフェジー」結成する為、ジャクソンハイツはその歴史を閉じることになった。残された2人は暫く「ハイツ」名義で活動したがその後別々の道を進んだ。ジョンはキキ・ディーバンドやセッション。ブライアンはロックフォリーズやセッション、ベイシティローラーズ脱退後ソロで来日したパットマッグリンバンドでその姿があったようだ。 このアルバムも某クリムゾンサイトでこき下ろされたりしていたが、どうもプログレじゃないと駄目みたいですな(笑)そのサイトは。オイラは大好きです。たぶん死ぬまで聴くよん。 (CD版が出ているのかどうか知りません。LPだと80年代にヨーロッパで出回っていたフィリップス社のベスト編集盤が比較的に安価で手に入ると思う。) ============================================================= ■A, 1. I Could Be Your Orchestra (4:22), 2. Spaghetti Sunshine (3:30), 3. Long Necked Lady (3:40), 4. Public Romance (2:40), 5. Bump and Grind (3:30), , ■B, 1. Cumberland County (4:30), 2. It's A Shame (4:25), 3. Ladies In The Chorus (3:10), 4. Whatever Happened To The Conversation (4:03), , (Total: 33'50) / Brian Chatton: vo, pf, clb, org, mel, hc, cels, TubBell, electric pianette, MoogSynthe., John McBurnie: vo, acG, mel, perc,, Lee Jackson : vo, bs, congas, perc, eleVc., +, Mike Giles : ds (A 1, 2, 4, B 1),, Ian Wallace : ds (A 3, B 2, 3, 4),, Roger McKew : eleGuit (B1), Johnny Van Derrick : fiddl (A3),, Billy Bell : banjo (A3),, , Moog Synthe.Loaned and Programmed by Keith Emerson, , Strings Ensemble: 12vn, 4va, 4vc, cb + banjo., solo vn; Johnny Van Derrick, arr, & cond; Ian Green, , Prod. Lee Jackson for Stonewall Productions, EX.Prod. Johnny Toogood ・・・[LP (Vertigo) 6360 092] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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