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カテゴリ:プログレッシヴ・ロック
キャメルのブレスレスツアーでの来日では、既に脱退して姿を拝めなかったP・バーデンス。このツアーの時のメンバーが6人編成で、内キャラバン出身者が3名という具合だったね。ただ、次のリモートロマンス発表時には又もやメンチェンしてしまい、この編成もツアーのみ見られただけだった。 元々キャメルは、フィリップ・グッドハンド・テイトのバックをやっていた3人に元ゼムのピーターが加わって誕生したバンドだったのは、ファンならご存知な所。情緒的なバンドの個性はしっかりしているが、ことサウンド面となるとオリジナルメンバーが抜ける度に変貌を重ねてきているよね。ブレスレスとリモートロマンスの間の劇的な変貌は、古くからのファンの中には拒絶する人もいて、当時結構熱くなって議論何ぞ交わしたりもしたもんだったな。何だかんだ言ってその後もライブには一緒に行ったけどね。 で、一方のピーターは日本向けのインタビューで「近々ソロアルバムだすよ」発言をして期待を持たせてくれたな。インタビュアーはその時の彼の優しい語り口に至極感激していたけど(笑)。で、ようやっとソロアルバムが発表されたのであるが、輸入盤でしか売っていなかったのよ。そう、当時は日本盤出なかったのね。ガマンして出るのを待っていたけど、仕方ないから輸入盤買いました。なぜって?日本盤なら彼のメッセージなりあるかもと思ってね。英アリスタから出たこのアルバムは、キャメルから抜け落ちた1つのピースそのもの。1曲目のジュリアの優しさに触れたら、貴方の頬に一筋の涙が、、、ってこれは某ライターのセリフであった(笑)。いや良い曲です。美しすぎます、ジュリア。CDでも再発されているので、それで聴くのもいいかも。もしも聞いて癒されたなら、今は天国にいるピーターにありがとう♪と。たぶん喜んでくれるはず。 Side A 1、JULIA 2、DOING THE CRAB 3、SLIPSTREAM 4、RAINING ALL OVER THE WORLD Side B 1、JINXED 2、AFTER DARK 3、SLOW MOTION 4、TUNE FOR DES 5、HEART TO HEART ちなみにおまけはメル・コリンズ入りです♪(おまけかよ爆) 昨日のATFの紹介でピーター・バンクスとバーデンスを取り違えていました。 誠に失礼しました。早速修正。すみません。すみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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