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テーマ:70年代英国音楽(238)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
等とつい下衆な始まりをしてしまう(意味不明)程、発売以来愛聴しているのがこの1stソロ。レインボー入る前です。だからHMっぽい曲なんて1曲も入ってないんです!でもすんごく良いアルバムなのが痛快でもある(笑)。ブルーアイドソウルというのはこの作品のための形容とも思えるほど絶唱。でもハードロックは欠片も無いよ(微笑)。日本盤も発売されたが邦題が笑える「スーパーニヒリズム」。スゴイ題名付けるもんだ。 このお方、シンガーとしてのデビューは1968年のいとこのトレバー・ゴードンとのMarblesまで溯る。ビージーズからの楽曲提供受けてイギリスや英連邦圏のオーストラリア、ニュージーランド等で売れたらしい。その後喉を傷めてからは、映画俳優なんかもしていたとか(決して横山やすしではない)。 77年にソロシンガーとして再デビューのこの作品。当時日本じゃほとんど知られていなかったが、馬鹿にしちゃいけません。本国や英語圏じゃ結構売れていくつかの国じゃゴールドディスクですよ奥様。その内容が評価されての事だけにここは重要ですな。 グラハムのレインボー参加までの経緯は割と知られているとは思う。 ロニーにけつをまくられてレインボーのリッチーとコージーは2人で山のようなテープを聴きまくり曲当てゲーム♪新ボーカルを探しとはいうが気の遠くなる作業。。。その時2人に衝撃を与えたのがこのアルバムの2曲目「Wiil you love me tomorrow?」。 さっそくフランスにマネージャーが連れてきたグラハムは、リーゼントにアロハシャツの横山やすし。メンバーの目が点になったのは言うまでも無い。 この1STソロアルバムでのプロデュースはヒープでも知られる辣腕ピプ・ウィリアムス。ミッキー・ムーディとグラハム・プレスケットも1曲づつアレンジをしている。参加ミュージシャンはマイケル・ジャイルス(Dr)、デイブ・マーキー(Bass)、ミッキー・ムーディ(Guit)他。特にミッキーのギターアンサンブルはホント凄い。味だしまくりである。 1曲目、ディランのIt's all over now,baby blue。のっけから絶唱である。血管ぶちきれ具合がサイコーだ。で、レインボーの2人をノックアウトしたキャロルキングの名曲Will you love me tomorrow。今度は男の哀愁だ!哀愁と思っていると絶唱がキター!!ラストの魂の昂揚&激情。てな具合にほとんどの曲はカバーなんである。4曲目を除いてね。いや、全部絶唱なわけじゃない。アル・グリーンやロン・ディビスの歌なんか軽快に歌い上げているのもあるしね。 オイラのもっているのはニュージーランド盤。日本盤が出る以前はなかなかお店に無くてね。ジャケットが印象的だが、中開けるとまたびっくり。歌詞カードいりである♪しかも裏にはドーーーーーーーーーン!!!グラハムがくわえタバコでジェームス・ディーンまがいのポージングである。どうみても横山や(以下略)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 29, 2015 02:30:36 PM
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