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テーマ:70年代英国音楽(238)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
以前のティペット・グループ関連の作品の2ND(ヴァーティゴ)、センチピード(ネオン)、ブループリント(ビクター)等のように日本盤は当然出なくなった。当時1枚物のOGUN英国盤が3000~3800円と結構高くて新宿レコードあたりで財布とにらめっこしたものであった。 この「FRAMES」はセンチピード以来のティペットのビッグバンド編成作品になる。実際には「存在しない映画」の為の作品なんである。それゆえなのかセンチピードが様々な情熱の集合体だったのと比較すると静寂から膨張まで非常にイメージコントロールされた多様性が感じ取れる。またセンチピードには無かった張り詰めたような美しい瞬間が訪れるのもこの作品ならでは。プロデューサーはヒュー・ホッパー。作・編曲と指揮はキース・ティペット自身。当初買おうかどうかかなり悩んだ2枚組LPだったが、今となってはあの当時買っておいて良かったとつくづく思う。 Keith Tippett (p, harm) with Stan Tracey (p); Elton Dean (as); Trevor Watts (as, ss); Brian Smith (ts, ss, af); Larry Stabbins (ts, ss, fl); Mark Charig (t, th, Kenyan th p); Henry Lowther (t); Dave Amis, Nick Evans (tr); Maggie Nicols, Julie Tippetts (voc); Steve Levine, Rod Skeaping (v); Phil Wachsmann (ev, v); Geoffrey Wharton (v); Alexandra Robinson, Tim Kramer (cello); Peter Kowald (b, tub); Harry Miller (b);Louis Moholo (dr); Frank Perry (perc). Lyrics for each Frame written by Julie Tippetts. 英OGUNよりCDにて再発されているそうである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 29, 2015 02:30:24 PM
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