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テーマ:70年代英国音楽(238)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
70年代には日本盤でもかなりLPが発売されてもいた超個性派グループ、インクレディブル・ストリング・バンド(ISB)でも中心人物であったマイク・ヘロン。オイラも昔の日本盤で結構面白く拝聴もした。その後76年からは自身のバンド「ヘロン(ブロンズレコードと契約時にバンド名を短くしてこれにした)」を結成するが地味ながらも味のあるサウンドは本国でも余り売れなかったようだ。 79年彼の持ち味である個性的なポップ感覚をかなりモダンに展開した本作・ソロアルバムが発売された。メル・コリンズやゲヴィン・ブライヤーズら多くのスタジオ系ミュージシャンが起用されてはいるが以前のバンドの盟友フランク・アッシャーも参加している。ケヴィン・エアーズの70年代に置ける日本の同時代のリアル・ファンだった人が当時5000人と推定されてはいたが、このマイク・ヘロンはどうなんだろう?独特なサウンドで注目を浴びた70年代初頭と違い本作は79年だ。ただ、アチラではCD化もなされており彼の根強い人気をあらわしてはいる。輸入盤レビューでも一部では取り上げられてはいたがジャケットも地味だしね。 ただ言っておこう、、、サウンドはかなりの美味♪レコーディングも丁寧な作りで聞きごたえ充分。日本ではアメリカのカサブランカレコード(エンジェルとかで有名だよね)の米盤が当時割と入っていたので輸入盤店で見かけたもんだ。いやアルバム全体通じてクオリティの高いLPって有りそうで結構少ないからね。名盤とか言われているLPでも1枚通じて出来が良いかというとそうでもないというのはピーター・ガブリエルがソロ活動を始めた頃に言った迷言(?)であったが、この作品はその点健闘している。まあ、だから未だに手元に置いているんですけどね(笑)。 あちらでCD化されている物が日本に入っているかは不明。LPもあちらのオークションで10ドル程度。だからといって甘く見ないように(爆)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 29, 2015 02:30:10 PM
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