デビュー後70年中盤までのロキシーミュージックときたら、猥雑でケバくて何とも独特な色でギトギトしたバンドだったね。80年代のお洒落な印象になってからのロキシーも聴くには聞いていたけど、やはり好きなのは70年代のワイルドなやつだ♪
で、このライブなんだけど73年、74年、75年といくつかのライブから構成されているのだが非常に編集が巧く出来ていて、ロキシーの白熱のライブの渦中に聞き手を連れていってくれる。個人的にポール・トンプソンも大好きだけど、エディのバイオリンも聞き物だし、ジョン・ウェットンやジョン・ガスタフスンのかっこいいベースもブリブリ言わしててなかなか。まんざねらぁ~なメタリックカッティングもアツイ。いかにも第1期の総集編っぽいよね。