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カテゴリ:色々ごちゃまぜ
またもや止せばいいのにフランスじゃ新たなイスラム風刺漫画を載せたそうですな。文字どおり火に油を注ぐ愚行。表現や報道の自由は、他者を傷つける物であってはならないはずである。
自由とは責任が伴って初めて自由と呼べる物であって、責任が無い行為は単なる奔放なだけと世界に問うたのは、かの国フランスの市民革命では無かったか?! 風刺表現には事欠かないシニカルな英国でさえ、今回の問題ではかなりイスラムの心情を慮った対応である。英国には信者が多いのもあるけどね。 思えば欧州系の風刺漫画での対アジア表現もステロタイプで、あまり肯ける類の物じゃなかったからねぇ。日本の事はかえって漫画を読んでいるような子供の方が文化人より詳しいのかもしれんね。 日本の街の地図とかウッカリ欧州に持ち込むとお寺の卍マークがアチラの人には鍵十字に見えたりするようで、下手すれば没収されたりするよね。どの国でも自分たちの過去の経験で居た堪れない歴史に関わる事には敏感なんだろうが、事異なる文化圏に対する狭量さはなんなんだろう?全てがそうだとは言わないまでももう少しイスラムの人々に配慮してもよさそうな物だよね。 世界の人口比率でイスラム人口が多いだけに暴動を起こしている一部が全部の様に言われ、本当は苦々しい思いの人もそれだけ多いと思うんだけどね。暴動を起こすのは結局自身の立場を悪くするという事は、既にイスラム指導者からも語られているからそれはその文化圏が自ら整理していく事になるんだろう。 違う事は認めなければならないし、其の違いを認識せずに一方的に表現する事の危険性はメディアなら最初に考えておいて欲しい物で、これが表現の足かせになると言うであれば、メディアは自身の責任を放棄した事にもなりかねない。身の回りにもいるよね?何でも思いついたまま思慮無く話す様な人はトラブルメーカーが多いって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 10, 2006 10:14:49 AM
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