彼を慕う多くのファンが彼の動向を憂い応援していた。応援をしていた中には一人の某落語家がいたが、彼とレスラーの間の話が今でも思い出される。
落語家が泥酔しひどい醜態を晒してしまい、レスラーに恐縮しきりだったところ「本当の友人なら相手の良い所も悪い所も全部受け止めてあげるのが本当の友情だ」という様な事を言い、レスラーが笑って許してくれたという。
往年のプロレスに詳しい人ならこれが誰の事だか解るかもしれない(笑)。
友人や恋人にさえ狭量になりがちな心ゆえ、この言葉の重さを折りを見て振返る。
人の心はダイヤモンドの様な多面体。
光のあて方次第で様々な反応が出る。
人とふれあう時、相手次第で思わぬ化学変化が起きてくる。
だから面白く楽しくもあり、こじれたりすれば怒りや悲しさも味わう事になる。
自分は誰かを幸せにしてこれただろうか?
今も時々あのレスラーの言葉を思い返しては自問する。
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Last updated
Jun 10, 2006 04:37:53 AM
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