最近は、クリムゾン以前の研究でフルールデュリー関連の資料に没頭していたのであったが、ゴードンのファーストアルバム「Sail in my boat」のジャケ写を初めて日本で紹介した(と記憶している)クリムゾン本を出した事でも知られるフールズメイトの北村元編集長が亡くなられたそうである。七十年代に日本において衰退していたプログレの掘り起こしと広く世界の数々の音楽を紹介した功績。まだ50手前での急逝だったとか。氏に御会いしたのは一度だけでしたし、私は単なる助っ人カメラ要員だったのであちらは記憶もされていないでしょうけど。ただでクリムゾンのリハと初公演を見せて頂いた恩は忘れません。ご冥福を御祈り致します。どうか安らかに。