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テーマ:キングクリムゾン(654)
カテゴリ:プログレッシヴ・ロック
1960年、マイケルとピーターのジャイルズ兄弟は、Jonny King and the Ridersという地元バンドでミュージシャンとしてのスタートを切る。この頃、後に合流するロバート・フリップは学校でゴードン・ハスケルと出会いバンドを一緒に組もうとゴードンにベースを教え始める事になる。同じ頃にグレッグとギター教室で出会ったのもグレッグの記憶では語られている。 60年年末に前出バンドを離れたジャイルズは翌61年8~11月までDave Anthony and the Rebelsに短期間いたが、The Dowland Brothers and the Soundtracks加入の為に離脱した。一方、ロバートとゴードンも友人達と62年頃にRavensを結成しバンド活動を始めコピーナンバーなどを演奏しはじめていた(このRavensが翌年ボーカルを加えてThe League of Gentlemenになる)。ロバートは他にも後のGGF初期に関わるダグ・ウォードのバンドThe Douglas Ward Trio等いくつかのダンスバンドのギグにも腕を買われてステージに上がっている。 63年9月にThe Dowland Brothers and the Soundtracksから抜けたジャイルズ兄弟はThe Sandsに二ヶ月程、次にThe Internsに年末までの1ヶ月程参加し、翌64年からはTrendsetters Lts.に加入しこの春から本格的なプロ活動となった。このバンドには67年5月まで所属し、この後にThe Brain(レコーディング記録67年3月~7月)を経て自身のバンド結成へ向かう。ロバートらのThe League of Gentlemenは米ソウルシンガーの英国どさ回りのバックバンド等をしていたが、ロバートは65年9月に離脱しMajesticのギグに参加するようになり本格的なプロ活動へ歩み始めた。ゴードンもジミー・ペイジのプロデュースしていたバンド、Les Fleur de lysへ加入している。 また、The League of Gentlemen名義で出た2枚のシングル、 "Each Little Falling Tear" b/w "And I Do Now" (British) Columbia (DB 7666) 1965年 "How Can You Tell" b/w "How Do They Know" the Planet label (PLF 109) 1966年 についての参加状況は不明だが、ゴードン自身「カスバンドでレコーディングもしていない」と語っているだけに2人とも既に離脱した後のレコーディングだったのではないかと推測もできる。 67年8月28日、オルガン募集記事に呼応しベーコン・ロイヤルホテルでのオーディションに現われたギタリスト/ロバード・フリップと意気投合しバンドは始動し、10月16日にロンドンへ向かい翌17日よりジャイルズ兄弟、ロバート、ダグ・ウォードの4名にてギグを行うのだが、ダグは個人的な事情で初期段階で離脱している。GGFになった3人は程なくデッカレコードのPeter Shellyの目に留まる事になるのである。 尚、ロバートはこの年の年末、クリスマスコンサートのみMajesticに参加している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 22, 2006 09:59:51 PM
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