いえいえ、フィギュアスケート村主章枝選手が今期の演目で使うBGMをカール・ジェンキンスに依頼し、彼の作編曲の楽曲が使用されていると言うお話。村主選手がソフツのファンだったら面白いけど、やはり彼女の依頼するきっかけはアディエマスなのでしょう。
カールは元々ニュークリアスやソフトマシーン等の英国ジャズロック畑で70年代に活躍した人物であるが、その後CM等の仕事を経て、現在は日本でも人気のある「アディエマス」を作り上げたのでご存知の方も多いでしょう。思い返せば71年にカールの手がけた女性歌手リンダ・ホイルのソロアルバム「ピーセズ・オブ・ミー」も現在に繋がる繊細な作品であった。
村主選手の競技では、原則的に歌入りの作品は減点対象になるのでしたが、アディエマスは声のアンサンブルとして判断されたのか、減点されずに済んだようです。
エキシビジョンでリンダ・ホイルの歌う「ペイパーチューリップ」の大きな音の揺らぎの中で村主選手が可憐な演技を見せてくれたらな、と勝手に想像しながら久しぶりにCDを聴いてみたり。。。