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カテゴリ:プログレッシヴ・ロック
アランの2000年に行われたギグを収めたDVD。 映像は凝っていないが、その分彼のギタープレイをジックリと見るには貴重な映像かもしれない。アランが以前出した教則ビデオで紹介した彼オリジナルのスケールメカニズムの一端を垣間見る事も出来る、、、かもしれないw ただし、音声部分にオーディエンス音が多く、バランスも良くない。当然分離も悪い。カメラアングルも固定位置のカメラをスウィッチングで切り替えているだけなので、本当にマニア向け。特に引きでトリオ全体を捉えるカメラになるとホワイトバランスが悪い為色もおかしいし白が飛んでいる。 それでも昔の西新宿で売っていた類のライブビデオよりは遥かにマシではあるw 個人的にエリック・クラプトンも好きなギタリストの一人だそうだが、対極に位置するギタリストになっていったのは興味深い。アランでブルーズフレイバーを感じられるのは、テンペストの頃くらいだと思うけどね。 アランのスケールに対するアプローチは、その徹底的に数学的に分析された理論がベースだけど、本人はあくまでも音楽が主体だとも述べている。また、単純なメジャースケールでもアプローチ次第ではいくらでも工夫が出来るとも。過去にビデオで公開された10の独特なスケールもあくまでも和音構成がその基である為、コードプレイ時のワイドストレッチなフィンガリングもクリシェも必要に応じてなのだろう。2オクターブや3オクターブで構成する独自のタイプのものも希に使うようではある。 パブ好きな彼の事、ギグはホールよりもこじんまりとした場所の方が好きかもしれないですな。以前にも書いた蛇足だが、旧友は六本木のハンバーガーショップで一人で食事を取るアランと偶然隣り合ってサインをもらっている。わたしなんぞピットインのWCですれ違っただけなのに。未だにうらめしい。。。手はでかかったけどねw そういえばアランも今年の8月6日で還暦だった。 などと今回もだらだら書いてしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 7, 2006 02:12:50 AM
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