織田演ずる三十郎に対しうちの母の一言は、「なんか小さいねぇ」。
オリジナルの三十郎は、三船の圧倒的な存在感が際立っていた。
事、殺陣に限っても前作の用心棒よりも研ぎ澄まされた壮絶さが印象的ですな。
弧刀影裡流居合術から久世浩によって創作されたラストの凄まじいシーンも、今となっては後の映画での流血シーンの始まりとして語られる事が余りに多くて、技の持つ考え抜かれた意味合いはさほど語られていないのかもしれない。(逆抜き不意打ち斬り。帯刀の刀を左手で逆手に抜き、刀の峰に右手を添えて刀を押し出して肋骨から心臓を切り裂く技。)
あの豪快な殺陣を果たして現代に蘇らせる事が出来るのであろうか?楽しみである。
オリジナルの音楽は私の学生時代の師匠、佐藤勝。これまたリメイクはどうするのかな?脚本は黒沢と同じオリジナル脚本らしいけど。
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Last updated
Nov 13, 2006 07:56:39 AM
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