ちょいと前に大口広司氏死去に触れたが、その後マスコミの報道では前妻の真行寺君江さんのインタビュー等を伝えつつもその破天荒な面ばかりがやたら強調されてしまい、ファンとして寂しい思いをする方もいたかもしれない。一般マスコミに音楽バカみたいに報道されちまうのも、ロクに調べもしないで何書いてやがるんだ、と。彼にとって音楽は空気や水と同じ、生きていく為に無くてはならないものだった。
彼は様々な事をやってきて、失敗も多かったかもしれないが、彼の生き方は彼の同世代が生きてきた時代性がとても色濃く出ている。色々あったけど、それはそれで幸せだったのではないだろうか?
ショーケンら、GS当時の仲間も70年代のロッカー達も、かまやつさん、沢田さん、内田さん等結び付きのあった人々には、様々な想いがあるのではないだろうか。たぶん、皆彼に対しグラスを掲げていると思う。
70年初期にPYGのあとに大口氏がアラン・メリル(後のARROWSのアイ・ラヴ・ロックンロールが代表曲)と組んだ、当時の日本音楽界では稀なグラムロック、ウォッカコリンズ。そのMy SPACEをご紹介。貴重な写真や音源に触れる事が出来ます。
Vodka Collins - My Space
■東京-ニューヨーク / ウォッカ・コリンズ
最後に、近年の
佐藤隆さんと大口さんのコラボPVをご紹介。
Two brain Two hearts