イアン・マクドナルドが1985年にスティーヴ・テイラー本人と共同プロデュースしたアルバム。これもまた情報が発表当時ほとんど入らなかったクリスチャンロック作品である。
サウンド的には80'S半ばのロックサウンドで、リズム処理やバッキングのギターがフォリナーっぽかったりする。ただ、当時のカーズやトーマス・ドルビー風のアレンジも混在しており、今聴くと時代を感じさせる。
マクドナルドはギターの他にキーボードやサックス等演奏。
スティーヴ・テイラーと言う人は、ソングライター・歌手・プロデューサー・映像監督と広範囲に活躍する人で、クリスチャン系アーチストである。このアルバムの発売元Sparrow Recordsは、英EMIのクリスチャン系コンテンポラリー部門で、Myrrh Recordsがフォーク系なのと比較するとカテゴリーの色分けがされていたのだろうか? 入手方法としてはGEMMやebayで簡単に見つかるだろう。
以前もちょいと紹介したタイトル曲映像をYOUTUBEから今一度ご紹介。
Steve Taylor - On The Fritz