マイケル・ジャイルズが参加したTERESA BREWER(テレサ・ブリューワー)のアルバム、In London。
テレサが72年にプロデューサーのBob Thieleと結婚した後に、セルフカバーを含むアルバムMusic,music,musicをChas Hodgesらと制作(アルバート・リー、ラリー・カールトンら参加)。
その後イギリス公演で渡英した際に英国のミュージシャンをたくさん起用して制作したアルバムがIn London with Oily Rags(Chas&Dave)となる。以前紹介したザ・バンド関連情報サイトでは詳細が不正確だった。
TERESA BREWER In London with Oily Rags (1973)
Flying Dutchman / AM 12015
これとジャケットの違うIn Londonだけのタイトルの盤は、オイリーラグスの再発LPと同時期80年代のシグネチャーレーベルの再発盤であろう。70年代にテレサのレコードのいくつかがシグネチャーから出ている。
当然歌を唄うのはテレサとチャス&デイヴだが、他に参加しているミュージシャンには、アルバート・リーにピーター・フランプトン、ジョン・ガスタフソン等。ドラマーは複数参加しているが、A面3曲目Another Useless Dayはマイケル・ジャイルズの変則的な癖の強いフレーズが後半で炸裂している。
CD再発はなく、現在LPのみ。
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