|
テーマ:キングクリムゾン(654)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
ゴードン・ハスケルが71年のセカンドソロアルバムを発表しツアーも行った後、暫くの間は食う為に様々なミュージシャンのバックでベースを弾いていた事は、今までの彼のインタビュー記事等で知られていますが、当ブログでも以前取り上げました。
中でもクリフ・リチャードのバックバンドに参加したときは、ゴスペル・ツアーという名称の約12週間ツアーだったと本人は言ってました。これが12週間ベタで行われたものなのか、はたまた数回に分けて合計が12週に渡るのかは不明ですが、その内のオランダはアムステルダムでのコンサートの模様が、現在YOUTUBEにてアップロードされているのが判明したのでご紹介致します。踊るようにベースを弾くヒゲ男、よーくみると当時のゴードンご本人ですね。動画のクレジットがコンサート日時として正しければ、1977年の10月24日ということになります。 Cliff Richard in De Doelen (on Bass:Gordon Haskell) この77年、彼が参加した山口百恵のアルバム「ゴールデンフライト」発表は8月。ゴードンがクリフのバックバンドに参加するきっかけとなったマイク・アリソンとピーター・シルズとのデモテープからクリフのアルバムに採用された楽曲は、76年のアルバムI'm Nearly Famousに4曲。翌77年のEvery Face Tells a Storyに2曲の様です。76年から78年頃、ゴードンがどの様な時系列で活動していたか詳細な情報は確認できませんが、自ら組んだJOEの仲間との山口百恵のアルバム参加、グラフィティハウスバンド名義のアルバム「いかすぜジャック!ツイスト決定版」、JOEのシングル及びライブ活動、クリフのバックバンド参加は、結構スケジュール的に入り組んでいる可能性がありますね。 ともあれ、今回ゴードンがクリフのバックで演奏している貴重な映像がみつかり、少しですが彼の活動歴の一部が確認できたのは大変興味深かったです。 おまけ クリフ・リチャードが1977年7月7日に行った演奏の映像にはゴードンの姿はありません。しかし。ゴードンの盟友であるブリン・ハワースがバックで必殺のスライドプレイを聞かせています。こちらはブリンファンならばかなり楽しめると思います。 コーラスのジョン・ペリーってあのグレープフルーツやキャラバンの彼なんだろうか?確かにペリーさん、クリスチャンミュージックによく参加してますし。ただ、映像のペリーさんが本人かどうか、こちらはちょっと自信がありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 16, 2012 12:35:18 AM
コメント(0) | コメントを書く
[キングクリムゾンメンバーズワーク] カテゴリの最新記事
|
|